昨日は米ドルが買われる展開でした。今夜は欧州中央銀行の政策金利発表が予定されており、流れが一変する可能性はあります。それでは実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

注目している92.8を上抜けしたように見えます。少し押し目をつけるかもしれませんが、基本的には米ドル買いの流れになりそうに見えます。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55まで上昇しています。EURUSDは下落の流れに変わったとみるべきかなと思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。昨日の欧州時間に1時間移動平均帯下限を少し下抜けしています。現状はもみ合っていますが、1時間足中間線に沿って緩やかに下落しており、売りやすい位置にいると思います。
日足:下、4時間足:上、 1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.32付近で推移しています。USDJPYも110.4の直近高値を抜けていないように見えますので、少し押し目をつけて再度110.4にトライするイメージで見ています。米ドル買いの流れだと思いますので、押し目があれば買ってもいいかなと思っています。

日足は上向きです。昨日は十字足となり、売り買い拮抗しているようです。この2か月は110.66の水平線で上値を押さえられていますが、下値の切り上げも発生しており、三角持合い状になっています。110.66を上抜けしたらついていきたいと考えています。

4時間足、1時間足はともに上向きです。チャートはあまりきれいな形ではないので無理にエントリーしなくてもいいと思いますが、110.0付近に1時間足移動平均帯下限と4時間足、日足の中間線がるため、この辺りでロングで入るのも面白そうです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.66まで上昇しています。まだ上昇しそうな勢いに見えますので、GBPUSDは安値を更新する可能性が高そうです。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.35まで上昇しています。米ドルを中心とした値動きになりつつあるため、ロングポジション比率はまだ上昇すると考えています。豪ドルも強いものの、AUDUSDは下落基調かなと考えています。

4時間足、1時間足はともに上向きです。現在は1時間足移動平均帯下限でもみ合っている状況ですが、売り優勢だと考えています。0.7365付近に1時間足と4時間足の中間線が重なっており、この辺りで上値が重くなりそうです。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > USD > EUR > JPY > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
米ドル買いの流れが続きそうです。EURUSD、GBPUSD、AUDUSDのショートが良さそうです。ただし、欧州中央銀行の政策金利発表で一変する可能性があるので、できればそれまでにポジションはクローズしておきたいです。
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