昨日もあまり値動きのない相場になりました。夏枯れ相場ですかね。こういうときはレンジになりやすいのでブレイクアウト狙いはやめた方がいいのかもしれません。実際のチャートを確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。CPIでの米ドル売りの後、揉み合いが続いています。大きな流れは米ドル売りなので、大きく戻ったら売りを狙うのがいいのかもしれませんね。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.49付近で推移しています。EURUSDは上昇しそうな雰囲気を見せていますが、ロング比率の偏りはあまりなく、ロングを過信しすぎるのもよくないかもしれません。

15分足は上向きです。CPIで急上昇した後、三角持合いのような形になっています。日足の高値切り下げライン付近でダブルトップになっているようにも見えるので、ネックラインにあたる1.027を割るなら大きく下げるかもしれません。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.32付近で推移しています。USDJPYは揉み合いが続いており、デイトレレベルでは方向感がない展開だと思います。トレードするならロットは抑えめがいいでしょう。

4時間足、1時間足ともに下向きです(図は4時間足チャート)。日足中間線と4時間足中間線が133.6~133.8で重なっており、この辺りで反応するかなと思っています。あと30pipsほどは上昇しそうに見えます。

15分足は下向きですが、ほぼ横向きという感じです。15分足の移動平均帯上限のある133.6あたりまでは上昇しそうに見えます。底から上には邪魔な線がたくさんありそうなので、上値は重くなるかもしれません。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.57付近で推移しています。GBPUSDは高値を更新できないでいるので、しばらくはずるずる下がるかもしれませんね。

15分足は上向きですが、1.218の水平線に支えられているものの、高値は下がってきています。15分足チャートで見るとディセンディングトライアングルのようにも見えます。短期なら戻り売りを狙う方が面白そうです。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.25まで下落しています。AUDUSDは上昇の流れが来ていますね。押し目があればロングを狙いたい通貨ペアです。

15分足は上向きです。zigzagをみても高値、安値の切り上げが発生しており、上昇トレンドですね。1時間足中間線に支えられてるように見えますので、短期トレードなら0.71あたりでロングするのもありかもしれません。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > EUR > JPY > GBP > USD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
今日も昨日に続いてAUDUSDの押し目買いを狙います。目安は0.70あたりで考えています。夏枯れ相場でレンジになりやすく、薄商いで突発的な値動きになる可能性もあるため、ロットは抑えめがいいかなと思います。
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