昨日は休場の国も多く、若干米ドルが買われたようですが、全般的には小幅な値動きになりました。VIXは22台で推移しており、落ち着いた状況です。実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)
ドルインデックス4時間足チャートです。右肩上がりが続いていますね。中・長期的なトレードで逆張りで米ドルを売るのはやめておいた方がいいでしょう。
EURUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.83付近で推移しています。高止まりですね。EURUSDは下降トレンドが続いているように見えます。直近の安値を割るかどうか、注目ですね。
日足は下向きです。前回安値を更新した、下ひげの先端あたりで反発していますね。短期的に反発するかもしれませんね。スイングはまだ待ちだと思います。
4時間足、1時間足ともに下向きです。直近の長い下ひげの先端付近まで下落してきました。1.082に4時間足中間線があり、このあたりでプライスアクションを見て、戻り売りを狙うのもいいかなと思います。
15分足も下向きです。直近は1事案足中間線まで上昇していますね。前回高値、前々回高値と同じ水準なので、短期ならここでショートを狙うのもいいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。USDJPYは長く上昇が続いていますが、勢いはまだ収まっていないようです。押し目があれば買いたいですね。
日足は上向きです。今日もこれまでのところ陽線になっており、ついに128円台に突入しています。上昇の勢いは強く、もしかしたら130円台に届くかもしれませんね。私はここからスイングでロングできないので、下位足で細かく取っていきたいと思います。
4時間足、1時間足ともに上向きです。前回のzigzagの谷以降、押し目らしい押し目もなく、200pipsほど上昇しています。1時間足レベルで見てもしばらく待ちかもしれませんね。
15分足も上向きです。直近の上昇がかなり強いですね。オシレーターを見るとかなりの勢いですので、少し下落したとしても再度高値を更新しそうな状況に見えます。押し目待ちでいいと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.85まで上昇しています。GBPUSDは下降トレンドになっているようです。急上昇前の安値を割るか、注目です。
日足は下向きです。先週水曜日に安値付近で反発したものの、再度安値付近まで下落してきました。上昇の力は残っていないように見えますので、このまま下落するかもしれませんね。
4時間足、1時間足ともに下向きです。売りの勢いの方が強いですね。戻りがあれば売りたい状況です。1狙いは1.305あたりかなと思っていますが、日足中間線のある1.31あたりまで戻るかもしれません。
15分足も下向きです。直近は1時間足中間線に上値を押さえられているように見えます。1時間足中間線は1.301付近にあるので、ここを超えられないようなら短期で売るのも良さそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD
個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.71まで上昇しています。AUDUSDは下落トレンドが続いています。日足は上昇トレンドの調整局面なので、ショートを狙うなら保有時間短めがいいかなと思います。
日足は上向きですが、調整局面が続いています。安値利上げライン付近まで下落しており、このあたりで反発する可能性はありそうです。
4時間足、1時間足ともに下向きです。4時間足移動平均帯下限を割り込んでしまいましたが、安値切り上げ線付近で多少の買い圧力が働いたのか、もみ合ってる状況です。上位足が上向きなので日足中間線を上抜けるようなら長期でロングを狙うのもありかもしれませんね。
15分足は下向きです。直近高値を更新し、15分足移動平均帯上限付近まで上昇してきました。ダウ理論的にはトレンド転換と言えるかもしれませんね。日足の中間線が0.739付近にあるので何とも言えませんが、0.74あたりまで上昇すれば転換とみなす投資家が多いかなと思います。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱
1時間足の強弱は
USD > GBP > EUR > AUD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
米ドルが買われるならEURUSDの戻り売りがいいかなと思います。1.079を超えてくるなら1.082あたりでショートを狙いたいです。
コメント