昨日は米ドル・日本円が売られる展開でした。米ドルは直近レンジの下限に達しており、このまま売りに転換するのか注目です。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。ちょうど95.5の直近レンジ下限に到達しています。ここを抜ければ一気に米ドル売りが加速する可能性がありそうですね。前回の反発時はレンジ上限まで戻ることができず、再び下限に到達していますので、このまま下抜ける可能性が高いとみています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50付近まで下落しています。ロングとショートの比率がちょうど半々です。このままトレンド転換する可能性も十分ありそうです。EURUSDはレンジ上限付近まで戻っていますが、レンジブレイクの可能性も考慮しておきましょう。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.22付近で推移しています。直近は米ドルも日本円も弱い状況で、方向感が出にくい状況だと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.15まで下落しています。GBPUSDは1時間足で見るときれいな上昇トレンドが発生していますね。短期ではロングの方が優位性がありそうです。

日足は下向きです。高値切り下げラインまでかなり戻ってきています。かなり分かり易くラインが出来ているので、多くの参加者に意識されていると思いますので、ライン付近で反落の動きがあればショートするのもいいと思います。

4時間足、1時間足はともに上向きです。アセンディングトライアングルを上抜けしてきましたね。ただ、1.367付近に日足レベルの高値切り下げラインがあるので、この辺りで反落する可能性は考慮したほうがいいでしょう。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.44で推移しています。 短期的には上、長期的には下となっており、わかりにくい状況だと思います。

4時間足、1時間足はともに上向きですが、1時間足と4時間足の移動平均帯、日足の中間線の付近でもみ合っている状況です。0.722の水平線は何度も意識されており、レジスタンスにもサポートにもなっているので、このあたりで反落する可能性もありそうです。もう少し様子見ですかね。

15分足は上向きです。1時間足、4時間足もそろって上向きになっており、押し目買いしたいところです。0.722の水平線も気になります。短期トレードなら0.72あたりから20pipsほど狙うのはありかもしれません。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
GBP > EUR > JPY > AUD > USD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
どの通貨ペアもすぐにトレードしたい状況ではないように見えます。ドルインデックスが95.5を割るならEURUSD、GBPUSDのロングかなと考えています。
コメント