金曜日はNY時間に強い米ドル売りがあり、ドル円以外のドルストレート系は小さな陽線となりました。日本円は少しずつ買われてきているようです。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。94.5の前回高値を更新した後、大きな陰線となりました。中間線より上で推移しており、基本はドル買い継続と考えています。
EURUSD

資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.66付近で推移しています。EURUSD下落の半値戻しといったところですね。そろそろ下げ再開かなと考えています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。金曜日の上昇で1.157付近にある4時間足中間線あたりまで戻ってきています。上に1時間足移動平均帯上限、日足の中間線があり、徐々に上値が重くなりそうです。少し踏まれる前提で売り上がっていくのも悪くないかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。ロング比率はまだまだ低く、USDJPYは上目線継続だと考えています。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。現在はちょうど直近レンジの下限付近に位置しており、113.2に日足中間線があるため、リスクリワード的にはロングで入りやすい位置だと思います。ただし、売りの勢いが強いので反発上昇の兆しを確認してからの方が安全かなと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.80付近で推移しています。もう少し戻すかもしれませんが、GBPUSDは売り目線継続で考えています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。 金曜日は少しだけ上昇しましたが、戻りが足りないと思いますので、もう少し上昇してからショートで入りたいと思います。1.369~1.372は多くの線が重なっており売り圧力が強くなりそうですが、ここまで戻らない可能性が高いと思います。1.360あたりで水平線と4時間足中間線が重なるポイントが現実的な戻り売りのチャンスかなと思います。

15分足も下向きです。金曜日は一旦下げたものの、1時間足中間線まで戻ってきてもみ合った状況です。新規のショートは戻りを待ってからの方がいいかなと思います。15分足移動平均帯上限や4時間足中間線のある1.357~1.36あたりで売るのがいいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.58付近で推移しています。ロング比率の上昇が続いており、AUDUSDはさらに下を目指しそうに見えます。

日足は下向きです。移動平均線の傾きもマイナスに変わっており、もう少し下げそうな状況です。zigzagの高値・安値が切り上がっているためどこまで下がるかわかりませんが、できれば青線のトレンドラインあたりまで下落を狙いたいところです。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。高値・安値の切り下げが続いていますが、なんとか4時間足移動平均帯下限で支えられた格好です。0.742~0.744あたりに4時間足と日足の中間線があるため、このあたりが戻り売りの目安になりそうです。

15分足は下向きです。15分足移動平均帯上限が0.742あたりにありますね。短期的には0.742~0.744でショートして4時間足移動平均帯下限のある0.736あたりまでのショートを狙うのが良さそうです。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > EUR > AUD > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
EURUSDが売りやすい状況だと思います。若干幅がありますが、1.362あたりまで少しずつ売り上がってもいいかもしれません。USDJPYも買いやすい位置にいると思います。AUDUSDは0.742~0.744あたりまで待ってしてショートしたいです。
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