1/19 相場分析(2022年)

相場分析

 昨日は、円と米ドルが強い1日でしたね。クロス円、ドル円以外のドルストレートは陰線となりました。米ドルが買われるかは不透明ですが、日本円はもう少し買われそうな雰囲気です。実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。95.5を割り込んで一気に下落した後、94.6の水平線で反発上昇した形です。95.5を上抜けして95.8付近で反落しています。95.5で再び支えられるようであれば上値を試す展開になるかもしれません。逆にもう一度割り込んでくれば94.6までの下落が見込めそうです。95.5付近での動きに注目です。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.80付近まで急上昇しています。EURUSDは短期の上昇トレンドは一旦終わっているような雰囲気です。このまま下落するかはわかりませんが、やや下優勢かもしれません。

日足は下向きです。調整の安値切り上げライン付近で動いています。ここを割り込んだら下落再開と考えています。いまはちょうど微妙なところです。

 4時間足は上、1時間足は下向きとチグハグな状況です。現状、4時間足移動平均帯下限でなんとか踏ん張ってる状況です。ここで一旦ロングするのもリスクリワード的にはいいかもしれません。その場合は1.137あたりの日足中間線まで粘れば十分かなと思います。そのあたりで再下落するイメージです。戻り売りを狙うなら1.137~1.138あたりがいいかなと思います。

15分足は下向きです。zigzagの下値も確定して、下落の勢いは一旦落ち着いていますね。1時間足中間線がだいぶ追いついてきました。戻り売りを狙うなら1.135から1.138あたりまでを売り上がっていくのがいいかなと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.29付近で推移しています。USDJPYは1時間足、4時間足を見ると下落トレンドが発生しているように見えます。調整の上昇トレンドをブレイクしており、比較的売りやすい状況かと思います。

  日足は上向きですが、中間線付近でのもみあいが続いていますね。昨日は長い上ひげを伴ったローソク足になっており、まだ売りに勢いを感じます。ロングはもう少し待った方がいいかもしれません。

4時間足、1時間足ともに下向きです。左のチャートは4時間足チャートですが、安値切り上げラインを割り込んでおり、下落に転換している雰囲気がありますね。

 こちらは1時間足チャートです。高値切り下げラインが効いています。1時間足、4時間足の移動平均帯上限と一緒に推移しているため、上値は重い状況です。短期的には売りの方が優勢だと思います。戻ったら売りやすいですね。

 15分足は下向きです。1時間足レベルの高値切り下げラインの下で右肩下がりのダブルトップを形成し、ネックラインを割り込んでいます。戻りがあったら売りたいところです。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.45まで上昇しています。GBPUSDは1時間足レベルの下落トレンドが発生していますね。現在ちょうど下落のトレンドライン付近まで戻ってきているため、デイトレだと売りやすい状況だと思います。

日足は下向きです。移動平均帯上限で反落して下落が続いています。今日は中間線付近から始まり、中間線に支えられるようにやや上昇しています。スイングショートしやすい場面だと思いますので、小ロットで狙っていくのもいいと思います。

4時間足は上、1時間足は下向きとチグハグな状況です。昨日は1時間足中間線に沿うように下落しましたが、日足の中間線で一旦下げ止まりましたね。1時間足、4時間足の中間線まで戻ってきました。直近の下降トレンドライン付近とも合致していますので、売り圧がかかりやすい状況だと考えています。

15分足は下向きです。今日は若干上昇していますが、高値切り下げラインがあり、反落しやすい位置だと思います。逆にロングするならここを上抜けてからのほうがいいと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近で推移しています。AUDUSDも短期的には下降に転じたように見えますので、戻りを待って売りたい状況だと考えています。

日足は下向きです。現状、安値切り上げライン付近で踏ん張っていますね。もう少し上昇してくる可能性もありますので、スイングのショートは安値切り上げラインを割ってからでいいと思います。

4時間足は上、1時間足は下向きとチグハグな状況です。現状は4時間足移動平均帯下限と日足中間線に挟まれる形でレンジになっています。1時間足の安値切り上げラインは割り込んでいるので、売りの方が優勢かなと思いますが、0.722ぐらいまで引き付けてから売りたいですね。

 15分足は下向きですが、移動平均帯上限がだいぶ追いついてきており、場合によっては上抜ける可能性もありそうです。15分足チャートはzigzagがあまりきれいな形ではないので、1時間足を中心に見た方が分かり易いかもしれません。

日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 JPY > USD > GBP > EUR > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 GBPUSDのショート、EURUSDの戻り売りが良さそうです。GBPUSDは1.36あたりから、EURUSDは1.135~1.138まで売り上がっていくイメージです。円インデックスを見るともう少し買われそうな雰囲気があるので、GBPJPYやEURJPYのショートもいいかもしれませんね。

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