金曜日は円、ユーロが買われるリスクオフ相場でしたね。この流れが今週も続くかはわかりませんが、しばらくは円・ユーロを買う方向で考えるのがいいかもしれませんね。それでは実際のチャートを確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。節目の95.5と95.8に挟まれていますね。ここを割ってくるようであれば、再度94.6を目指す展開になりそうです。96.0付近に250SMAがあるのので、上のほうが堅いかなと思っています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64付近で推移しています。EURUSDはリスクオフ相場が続けば緩やかに上昇しそうですが、チャートは下降中。しばらくレンジが続くのかもしれませんね。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.45付近まで徐々に上昇しています。USDJPYは1時間足、4時間足では下降トレンド中です。直近の安値水準まで押しているので、ここを割れるのか注目です。

4時間足、1時間足ともに下向きです。4時間足の高値切り下げラインの下で1時間足の高値切り下げが発生しています。直近安値の113.5付近で一旦反発上昇しそうな雰囲気です。もし1時間足の高値切り下げラインを上抜けたら、4時間足と日足の中間線がある114.2、もしくは4時間足の高値切り下げラインのある114.4あたりまで上昇するかもしれませんね。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.48まで上昇しています。GBPUSDは直近のサポートを割り込んでいるように見えますね。このまましばらく下落するかもしれません。

日足は下向きです。移動平均帯上限と高値切り下げラインで反落し、金曜日の下落で中間線を割り込んでいます。売りの方が優位性がありそうです。下位足でタイミングを計ってスイングショートしてもいい状況だと思います。

15分足は下向きです。Zigzagを見ても高値安値の切り下げが続いています。上に1時間足、4時間足の中間線、15分足の移動平均帯上限、1.36の水平線もあり、上昇はあまり見込めない状況です。1.36あたりまで戻ったらショートするのもいいと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.58付近で推移しています。AUDUSDは直近の安値水準まで下がっています。ここを割り込むようであればもう1段下げそうに見えます。

4時間足は上、1時間足は下向きとチグハグな状況です。4時間足移動平均帯下限を若干割り込んでおり、売りやすい状況になりつつあります。まだ4時間足レベルの高値切り下げラインあたりまで戻る可能性はありそうですので、0.717を割り込むのか慎重に見極めてもいいと思います。

15分足は下向きです。金曜日はもみ合っていたものの、1時間足と4時間足の中間線に阻まれて下落しています。4時間足移動平均帯下限を若干割っていますが、まだ上昇する可能性はありそうですので、戻りに気を付けながら売りのタイミングを狙うのがいいと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > EUR > AUD > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
GBPUSD、AUDUSDの戻り売りが狙い目だと思います。GBPUSDは1.36付近が目安だと考えています。AUDUSDは0.721-0.722あたりが目安だと思います。0.722を上抜けるようであれば、4時間足の高値切り下げラインがある0.726あたりまで上昇する可能性があると思いますので、ちゃんと損切しておくべきだ思います。円が強い状況なのでGBPJPY、AUDJPYのショートのほうがいいかもしれません。
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