2/4 相場分析(2022年)

相場分析

 昨日は強いユーロ買いがありましたね!英国の利上げは予想されていたものの、ユーロは大きなサプライズとなりました。実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。サポートになると見ていた95.8、95.5を割り込んで大きく下げていきました。週足で見ると米ドルは下げ一辺倒でした。今日は金曜日ですので、利確の米ドル買いが入るかもしれませんね。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.18まで下落しています。あまり下落余地はないですが、要人発言によるユーロ買いなので、あまりあてにはできないですね。EURUSDはかなり急激に上昇しています。本格的にトレンドが転換したかもしれないですね。

日足は下向きですが、昨日の上昇で中間線を突き抜けており、すぐに売る状況ではなさそうです。調整局面の高値付近まで上昇しています。更新するようであればさらに上昇するかもしれませんね。

4時間足、1時間足はともに上向きです。レジスタンスになっていた4時間足移動平均帯上限、日足中間線を一気に上抜けてきました。まだしばらくは上昇が続きそうな雰囲気です。押し目があれば押し目買いしたいところです。

15分足は上向きです。15分足中間線よりも上で推移しており、強く上昇していることがわかりますね。15分足と1時間足の中間線がかなり乖離しており、短期的な調整があるかもしれませんので、調整後のロングを狙うのがいいと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.25付近で推移しています。米ドルも日本円も弱い状況で、トレンドは出ていないですね。下落トレンドが終わったようにも見えますが、これから上げてくるかは不透明な状況です。

日足は上向きです。昨日は陽線となり、中間線を上抜けてきました。三角持合いになりつつあるようにも見えますので、しばらくは様子見がいいかなと思います。

4時間足、1時間足はともに上向きです。1時間足~4時間足の移動平均線が密集している価格帯にいますが、中間線がパーフェクトオーダー状態になっており、上昇しそうにも見えます。4時間足で見ると高値安値の切り上げが発生していますので、直近高値の115.6を試す展開になりそうな雰囲気です。

15分足は上向きです。1時間足中間線のある114.8~115.0で攻防が続いています。中間線がパーフェクトオーダーになっているので、押し目を買っていくのがいいかなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.18付近で推移しています。ロング比率は下落余地がない状況ですが、GBPUSDは構わず上昇しています。ショートポジションを損切する人と逆張りで新規エントリーするショート勢が同じぐらいの規模なんだと思います。今日は様子見もしくは短期足についていくのがいいと思います。

日足は下向きですが、安値の切り上げが発生しており、三角持合いのような状況になりつつあります。1.36の水平線で押さえられそうな雰囲気がありますので、この辺りでショートするのも面白そうですが、中間線は上向きになっており、勝率は高くないかもしれませんね。

4時間足、1時間足はともに上向きですが、1.36の水平線が機能しているように見えます。1時間足中間線をまたいで推移しており、割り込むようであれば4時間足と日足の中間線がある1.354あたりまで下落するかもしれません。

15分足は上向きです。昨日の利上げの影響でかなり汚いチャートになっていますね。いびつなダブルトップのような形にも見えますので、ネックラインを割るようであれば短期ショートもいいかもしれません。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.29付近で推移しています。EURUSD、GBPUSDが上昇したのに比べ、AUDUSDはもみ合いが続いていますね。豪ドルも米ドルと同じぐらいの強さでトレンドが出にくい状況だと思います。

日足は下向きです。昨日、一昨日と中間線に阻まれて上ヒゲになっていますね。上昇の勢いは落ち着いたようです。スイングで0.70あたりまでのショートを狙うのもいいかなと思います。

 4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨晩に一瞬上昇して日足中間線にタッチしていますね。オシレーターを見ても上昇の勢いはなくなっています。このまま下落して1時間足、4時間足の中間線がある0.713を割り込むようであればショートが狙えるかもしれません。

15分足は上向きですが、移動平均帯の上限も下限も形がいびつで効いている雰囲気がありませんね。15分足はあまり機能していないようなので上位足を見てトレードするのがいいと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 EUR > GBP > AUD > USD > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

ユーロが強く、円が弱い状況です。米ドルの巻き返しがあるなら、USDJPYのロングおよびAUDUSDのショートかなと思います。わかりにくい状況ですし、週末なので無理にトレードしなくてもいいかなと思います。

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