12/13 相場分析(2021年)

相場分析

金曜日は米ドルが売られる展開となり、ドル円をのぞくドルストレートは陽線となりました。VIXは20を切っており、リスクオンになっています。豪ドル、ポンドなどは買われやすく、円は売られやすい状況のようです。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。青い線で囲んだ三角持合いが効いている状況です。三角持合い下限付近におり、平行チャネルの下限も控えているため、週明け後は米ドルが買われ易い状況かなと思っています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近で推移しています。ロング比率は上昇余地が十分にある状況です。EURUSDは下げる余地が出てきたと考えいますので、タイミングを見てショートしたいですね。

日足は下向きです。中間線より下で推移しており、下目線継続で考えています。中間線は1.136付近にあり、戻り売りしたい状況だと思います。1.14台に乗せてくるようだと一旦損切したほうがいいかもしれません。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。図は4時間足チャートですが、1.128~1.138のレンジの中で、少しずつ上下の幅が狭まってきているように見えます。高値切り下げラインは日足中間線と近いところにあり、1.135あたりで売り圧力が強くなりそうに見えます。このあたりでショートを狙いたいところです。

15分足は上向きです。金曜日のNY時間前後から急激にボラティリティが急に大きくなり、15分足移動平均帯上限を上抜けました。その後少し戻っていますが、1.13付近に1時間足と4時間足の中間線があり、短期的にはこの辺りが買いやすそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.35付近で推移しています。ロング比率は下落余地がある状況です。しばらくレンジが続いていますが、1時間足レベルではレンジ下限付近にいるため、デイトレではロングの方が優位性があると思います。

日足は上向きです。112.7の水平線で支えられている状況に見えます。現在は中間線付近で推移しており、比較的買いやすい状況だと思います。高値を更新するかはわかりませんが、中期的には高値を試す動きが合ってもおかしくなさそうです。ただ、オシレーターがダイバージェンスになっているので、そこは要注意かなと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きですが、ほぼ横向きだと考えています。直近は三尊のような形状になっており、ネックラインにあたる113.3を割り込んでくるのか注目しています。割ってくるようなら112.7ぐらいまでは一気に下がるかもしれません。上は113.9に4時間足移動平均帯上限があり、ロングする場合の利確目標になりそうです。

15分足は下向きです。三角持合いを上抜けしたと思ったら急落しており、よくわからない動きになっています。トレード判断は1時間足で行った方がいいかもしれません。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64まで下落しています。まだ0.5より上で推移しており、どちらに動くか読みにくい状況です。GBPUSDは1時間足レベルの戻り高値を更新しており、ダウ理論的には上昇トレンドに転換しているように見えます。少し様子を見たいところですが、短期的にはやや買い優勢かなと見ています。

日足は下向きです。高値切り下げラインからはかなり乖離しており、調整で大きく上昇する可能性はありそうです。ここからショートするのも怖い位置なので、スイングは一旦保留して、下位足でデイトレする方がいいと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きですが、長く効いていた高値切り下げラインを上抜けし、1時間足移動平均帯上限(250期間移動平均線)付近でもみ合っています。高値切り下げラインを上抜けており、戻り高値を更新しているように見えるので、トレンド転換した可能性がありそうです。4時間足移動平均帯上限まではかなり距離があり、ロングは狙える値幅も大きそうです。

15分足は上向きですが、15分足チャートだと正直よくわからない形をしていると思っています。1時間足移動平均帯上限を上抜けるようであれば、ロングでついていきたいところです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.31まで下落していますが、まだ下落余地はありそうです。1時間足レベルだとAUDUSDは強く上昇しています。4時間足で見ても戻り高値を更新しており、上昇に転換しているように見えます。

日足は下向きです。だいぶ中間線に近づいてきました。前回安値の0.717がサポレジ転換しているようにも見えます。0.722まで踏まれる覚悟であればショートしてもいいかなと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。0.716あたりに4時間足と1時間足の中間線があり、0.722に日足の中間線があるため、いろいろなトレーダーの目線が入り混じる価格帯だと思います。短期トレードであれば、日足中間線のある0.722までロングするのもありかもしれません。

15分足は上向きです。金曜日のNY時間前に移動平均帯の幅がかなり狭まって、売り買いが拮抗していましたが、移動平均帯上限を上抜けしてから強く上昇しました。0.716の水平線がレジサポ転換しているようにも見えます。1時間足、4時間足の中間線もこの辺りにあるため、0.716あたりは買い圧力が強そうに見えます。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > EUR > USD > JPY > GBP

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

USDJPYのロングを狙います。113.3あたりで買い圧力が強くなりそうです。利確目標は113.9ぐらいだと考えています。112.7を割ったら下に走りそうなので、割り込んだら損切で考えています。

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