6/21相場分析(2021年)

相場分析

FOMC以降、円高ドル高の状況が続いています。急騰の後に急落するというのはよくあるパターンですので、気を引き締めて臨みたいところです。

ドルインデックス(DXY)

FOMC以降、押し目らしい押し目をつけることなく、かなりの急角度で上昇しています。押し目があれば買いたいですが、急上昇しているため、急落することも想定して立ち回りましょう。

EURUSD

日足は上向きですが、移動平均帯下限を下抜けしたため、すぐに下向きに切り替わると考えられます。まずは直近の安値である1.17を試す展開になりそうですので、売り目線がいいと思います。

1時間足、4時間足ともに下向きです。日足の移動平均帯下限(ピンク色)を下抜けており、下げの流れが継続すると考えています。急角度で下落しているため、戻りがないと入りづらい印象です。

15分足も下向きです。15分足の中間線を大きく上回ることがないまま下落しており、下落の勢いはかなり強いように見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率が0.85付近で高止まりしているなか、価格だけが下げています。個人的にはロングポジション比率が0.7を下回ってくれた方がショートで入りやすいと考えています。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

日足は上向きです。米ドルが強く買われている中にあって、円も同じぐらい買われているようで、ドル円自体はあまり動いていません。円買いが落ち着けば上昇していくと考えています。

1時間足、4時間足共に上向きです。買っていきたい通貨ペアですが、できれば109.8ぐらいまで押し目を待ちたいと考えています。

15分足は下向きです。米ドルも円も強い状況なので、どちらかの通貨の需要が落ち着くと、一気に動きそうです。個人的には上目線ですが、瞬間的な下げを待ってからロングしたいと思っています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率がだいぶ回復しています。一時は0.16付近まで下がっていましたが、0.30付近まで上昇しています。ポジション状況的にも上昇が狙いやすい状況にあると考えています。

日足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きですが、直近のレンジを下抜けして大きく下げています。過去、何度かサポートされている1.38に到達していますので、ここで反発する可能性はありそうですが、長期的には直近安値の1.366を目指してくると考えています。

1時間足、4時間足はともに下向きです。今のところ、1時間足の中間線(黄二重線)を上回ることなく下げてきているため、この線を上抜けるようなことがあれば、調整に注意したいところです。

15分足も下降トレンド中です。日足レベルのサポートラインである1.380をわずかに下回っていますが、ここで反発上昇する可能性もありますので、エントリーする際は十分に気を付けましょう。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率が0.88付近に達しており、ロング比率が上昇する余地はあまりありません。一旦戻り目を形成する可能性が高いと見ています。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

日足は移動平均帯の下限に達しています。何度も支えられていた0.7564の水平線も下抜けており、ダウ理論的にも下降トレンドに転換したような雰囲気です。できれば少し引き付けてからショートに入りたいですね。

1時間足、4時間足ともに下向きです。0.7564の水平線で何度か反発する様子を見せましたが、そのまま下抜けていますので、基本はこのまま下げるのかなと見ています。

15分足も下向きです。日足が下向きに転換すれば、上位足含めて下向きになりますので、売りやすい通貨ペアに見えます。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率が0.86付近に達しており、ロング比率が上昇する余地はあまりありません。できれば、ロングポジション比率が少し下げるまで待ってショートで入りたいと思っています。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > JPY > EUR > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

引き続きUSDJPYのロング狙いです。他のペアはポジション比率の偏りが激しいため、ロングポジション比率が下がっるのを待って入りたいと思っています。

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