10/21 相場分析(2021年)

相場分析

米ドルが売られ続けている状況です。日本円も弱いため、ドル円はあまり動いていませんが、他のドルストレートの通貨ペアは上昇気味です。実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックスの4時間足チャートです。昨日は少し上昇したものの、中間線に阻まれて下落しています。短期的には米ドル売りの流れが続きそうです。93.3にある、4時間足移動平均帯下限に注目しています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.49付近で推移しています。1時間足、4時間足で見ても、ロング比率は減少傾向にあり、EURUSDはこれから上昇が本格化してきそうな雰囲気です。

日足は下向きです。昨日まで6日連続で陽線となり、とうとう中間線まで戻ってきました。1.166を上抜けしてくるようであればもう少し上昇しそうに見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。現状は4時間足中間線に支えられて上昇を続けており、日足の中間線も少し上抜けしたように見えます。4時間足移動平均帯上限(1.17)まで40pipsほど狙ってみるのも面白いかもしれません。

15分足は上向きです。15分足移動平均帯下限と4時間足中間線が重なるあたりが効いているのがわかります。現在、1時間足中間線あたりまで戻ってきていますが、ここを下抜けするなら1.163~1.164あたりで押し目買いを狙うのもよさそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.13付近で推移しています。USDJPYは上昇の勢いが落ち着いて、少し調整が入りそうな状況です。ただし、円インデックスを見るとわかるように、円は買いに転じたわけではないため、ショートする場合は資金管理は慎重にすべきかなと思います。

日足は上向きです。 かなり上に伸びてきています。日足中間線と200pips以上乖離しており、すぐにロングする状況ではなさそうです。上目線は変わらずですが、押し目を待ちたいですね。

4時間足、1時間足はともに上向きです。 これまでサポートになっていた4時間足中間線を下抜けし、高値・安値の切り下げが発生しています。113.8を割るようであれば崩れてきそうな雰囲気です。

15分足は下向きです。 昨日のNY時間に15分足移動平均帯下限を下抜けし、もみ合ったものの4時間足中間線も下抜けして、レジスタンスに転換している状況です。短期的には崩れてきそうです。前回の目立つ安値である113.87を割るならさらに下がりそうに見えます。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。GBPUSDは1時間足でみても4時間足で見ても上昇トレンド中ですので、基本は上目線でいいと思います。ロングを持っている場合、ロング比率が0.1を切るようであれば、利確してもいいかもしれませんね。

日足は下向きですが、とうとう移動平均帯上限付近まで戻ってきました。1.386~1.392は上値が重くなりそうですので、リスクリワード的にはショートをするのもおもしろそうに見えます。

4時間足、1時間足はともに上向きです。 昨日は一時下落したものの、4時間足中間線に支えられて反発上昇しました。オシレーターに表示している移動平均線の傾きでダイバージェンスが発生しており、上昇の勢いは弱まってきています。1.386に日足の移動平均帯上限があり、この辺りがショートのねらい目かもしれません。

15分足は上向きです。 15分足移動平均帯はあまり機能していません。4時間足中間線(1.377)に近づいたときのプライスアクションをみて、短期的にはロングするのもいいかなと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.12付近で推移しています。1時間足~日足まで、直近高値を上抜けしており、ロングしやすい状況に見えます。ロング比率がもう少し上昇したら、新規でロングするのも面白そうです。

日足は下向きです。 前回の戻り高値を上抜けしており、ダウ理論では上昇だと思います。ただ、日足の移動平均帯上限(0.756)付近に到達しており、反落しやすい状況です。ここを上抜けするようであればさらに上昇しそうです。

4時間足、1時間足はともに上向きです。4時間足中間線が効いているため、4時間足中間線(0.745)で反発するようであればロングしたいですね。

15分足は上向きですが、急激に下落しています。機能していた1時間足中間線を下抜けし、再トライするも阻まれて下落しています。15分足移動平均帯(0.748)を割るようであれば、4時間足中間線(0.745)ぐらいまで下落しそうに見えます。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > GBP > EUR > USD > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

短期的にはGBPUSDの押し目買い狙いです。1.377まで下落して反発の兆しがあればロングしたいです。ただ、長期的には1.386あたりからのショートを狙いたいです。

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