2/7 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日は米国の経済指標の影響で一気にドル買いになりました。先週はポンド買い、ユーロ買いときて、最後にドル買いが来ました。円と豪ドルは弱いままですね。今週もこの流れが続くのか注目していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。どうも95.5の水平線がサポレジ転換しそうな雰囲気ですね。もみ合ったあと、米ドルが下げてきそうな雰囲気がありますが、果たしてどうなるでしょうか。4時間足も下向きに転換していますし、今週も米ドル売りの流れが続くかもしれません。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。EURUSDは高値圏でのもみ合いが続いていますね。ユーロが強い状況が続いており、押し目があれば買いで入る方がいいと思います。

日足は下向きですが、中間線の上で推移しており、オシレーターも高い水準に達しており、まだ上昇しそうに見えます。1.148の直近高値で少し下落していますが、ここを上抜けするならもっと伸びそうです。

4時間足、1時間足ともに上向きです。米ドルも買われている状況なので押し目があるかもしれませんが、買い優勢と考えています。押し目があれば買いたいです。

15分足は上向きです。一旦1時間足中間線を割り込んで持ち直していますが、高値は更新できていない状況です。短期的には下落する可能性がありそうです。1.138あたりにある15分足移動平均帯下限ぐらいまで下げる可能性はありそうです。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。USDJPYはもう少し上昇しそうな雰囲気ですね。押し目を待って買うのがいいかなと思います。

日足は上向きです。中間線よりも上で推移しており、買い優勢と考えていますが、115円台では上ヒゲが出る傾向にありますね。一旦押し目をつけてから上昇するかもしれませんね。

4時間足、1時間足ともに上向きです。金曜日の米国経済指標で急上昇しましたが、その後じりじりと下げているようにも見えます。東京時間あたりはもう少し下げてくるかもしれませんね。4時間足中間線がある114.8、1時間足移動平均帯下限と日足中間線がある114.6あたりが押し目買いの目安かなと思います。

15分足は上向きです。15分足で見ると114.8が底堅いように見えます。115.0付近にある1時間足中間線を割り込んだら114.8ぐらいまで下落するかもしれません。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.45まで急上昇しています。GBPUSDは1時間足で見ると押し安値を割っているように見えるので、下降に転換したようにも見えますが、4時間足は戻り高値を付けて下落を再開しているようにも見え、判断が難しいですね。

日足は下向きです。1.36の水平線に阻まれて下落したものの、まだ中間線に支えられているように見えます。少し戻ってから下落するイメージです。下位足でタイミングを計ってスイングショートするのもありだと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きです。現在は1時間足、4時間足、日足の中間線が集まっている価格帯にいますね。少し上昇して、1.354ぐらいで1時間足と4時間足中間線に阻まれて下落するイメージです。1.352を割るようであればさらに下落しそうに見えます。

15分足は下向きです。高値を切り下げながら下落しているように見えます。1.354に15分足、1時間足、4時間足の中間線が集まっており、ここまで戻ったらショートで入るのも面白そうです。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.71まで急上昇しています。AUDUSDの1時間足を見ると高値圏でもみ合った後、米国の経済指標をきっかけに下落しているように見えます。4時間足だと戻り高値を更新できず、下落が再開した途中に見えます。ショート優勢かなと思います。

日足は下向きです。金曜日は米ドル買いもあって大きな陰線になりました。中間線と0.717の水平線が重なるあたりで上値は重そうですので、再度安値を試す展開になりそうです。スイングでショートを狙うのもいいと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。日足の中間線と0.717の水平線が重なるポイントはかなり強かったですね。上昇の勢いは感じられず、下落を狙って少しずつ売り上がって行くのもいいかなと思います。

15分足も下向きです。上位足も下落に転じており、戻り売りを狙いたいところです。目安は0.709~0.712あたりかなと考えています。もしかしたら戻らずにストンと下落するかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 EUR > GBP > USD > AUD > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

AUDUSDの戻り売りを狙います。0.709~0.712あたりで戻りを待ちたいと思っています。強弱を考えるとユーロ買い、円売り(ユーロ円のロング)が良さそうですが、円は買いに転じてくる雰囲気があるので、あまり売りたくないです。

図は円インデックスの4時間足チャートですが、移動平均帯下限で踏ん張って上昇しているように見えます。平行チャネルの下側と中間線が重なる730あたりを上抜けるならさらに上昇しそうに見えます。

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