2/21 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日は落ち着いた値動きでした。若干米ドルが買われましたが、米ドル買いが継続するかは不透明です。ウクライナ情勢緊迫の影響でVIXも高い状況が続いており、急変に備えた運用が大事だと思います。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。金曜日は若干米ドルが買われました。移動平均帯はまだ下向きですが、上限を上抜けしたようにも見えもう少し米ドルが買われる可能性もありそうです。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は少し上昇して0.59付近で推移しています。EURUSDはレンジを下抜けしたように見えますね。下落再開しそうな雰囲気です。

日足は下向きです。金曜日の下落で中間線を割り込んでいます。ユーロが弱い状況ですので、引き続きスイングショートを狙いやすい状況だと思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。図は4時間足チャートですが、1.148の前回高値で跳ね返されて下落しています。4時間足移動平均帯下限、黄色の安値切り上げラインを割ったようにも見えます。まずは1.127を試す展開になりそうです。

15分足は下向きです。15分足中間線に阻まれて下落しており、下落の勢いが強いことがわかります。4時間足移動平均帯下限がサポレジ転換しているようにも見えるので、短期的にはここからさらに下げる可能性が高いと考えています。

日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41付近で推移しています。ロング比率は上昇気味ですね。リスクオフで円が強い状況せいかなと思います。ただ米ドルも買われ気味なので、USDJPYはトレンドが出にくい状況だと思います。

日足は上向きです。金曜日は中間線で支えられるように陽線になりましたが、上ひげもありどちらに動くのか読みにくい状況です。米ドルは若干買われていますが、リスクオフで円も強い状況でトレンドは出にくいように見えます。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。図は4時間足チャートです。日足の中間線と4時間足移動平均帯下限がかさなる114.9あたりで支えられているように見えます。ただ、直近は高値安値の切り下がりが発生しており、114.9を割り込む可能性も十分に考えられます。わかりにくい状況です。

15分足は下向きです。4時間足中間線付近でダブルトップを形成した後、緩やかに下落しています。115.0は堅いように見えますが、。上に1時間足、4時間足の中間線、15分足の移動平均帯上限があり、上値は重くなりそうです。115.2で反落するか、115.0を割ったら下を試す展開になりそうです。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.32付近まで上昇してきました。GBPUSDは前回高値付近でダブルトップを形成し、ネックラインを割り込んでいるように見えます。ここから下げやすい状況かもしれません。

日足は下向きです。金曜日は1.36の水平線に阻まれて陰線になったように見えます。このあたりは上ヒゲが出やすい価格帯ですね。上に高値切り下げラインがあり、リスクリワード的にもスイングショートを狙いやすい状況に見えます。

4時間足、1時間足ともに上向きです。前回高値の1.364に阻まれて下落していますね。黄色の安値切り上げラインと日足中間線が重なっており、1.355あたりで支えられやすそうに見えます。1.35を割り込むようなら1.335の安値を試す展開になりそうです。

15分足は下向きですが、15分足の移動平均線は効いてなさそうに見えます。直近は4時間足中間線で反発上昇していますが、上昇の勢いも落ち着いてきており、4時間足中間線や黄色の安値切り上げラインを試す展開になりそうです。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.57まで上昇しています。AUDUSDは高値圏での揉み合いが続いていますね。また押し安値を割ってないので下落トレンドは発生していませんが、週明けも米ドルが買われるようであれば、下落トレンドが始まるかもしれません。

日足は下向きです。金曜日は一時的に高値切り下げラインを上抜けしましたが、最終的には長めの上ヒゲを伴った陰線になって戻ってきています。売り圧力が強そうな状況です。0.717の水平線と中間線が重なっており、ここを割るようであればさらに下げそうです。

4時間足、1時間足ともに上向きです。水色の三角持合いの中で動いているように見えますね。先端に車ではこの中で細かくトレードするのがいいのかもしれません。

15分足は下向きですが、15分足の移動平均線は機能していないように見えます。直近は高値安値の切り下げが発生しており、短期的には下落トレンドになっています。現在は4時間足の中間線に差し掛かっており、ここを割るなら1時間足移動平均帯下限まで下げる可能性がありそうです。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 AUD > JPY > GBP > USD > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 EURUSDのショートが狙いやすそうです。戻りを待つなら1.136あたりで入るのが良さそうです。GBPUSDは1.35を割ったらスイングでショートを狙いたいです。

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