昨日も米ドル、日本円が買われる展開でした。ドルストレートはドル円を除いて陰線になっており、ドル円は高値をうかがう位置まで戻ってきました。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。黄色い平行チャネルを書いていましたが、上抜けしてしまいましたね。金曜日ということでポジション調整が入りやすい状況ですが、短期的な米ドル売りが入るのか注目です。
EURUSD

資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.85付近で推移しています。あまり上昇余地はなさそうなところまで来ましたね。データを取り出した5月以降の最高値が0.88ですので、短期的にでも調整が入りそうな状況です。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足中間線に触れることなく下げ続けています。オシレーターを見ると、移動平均線の傾きはだいぶ落ち着いてきており、一旦下げ止まりそうな雰囲気があります。1時間足中間線を上抜けて調整が入るなら、戻り売りのチャンスかなと思っています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.16付近で推移しています。USDJPYは高値付近まで上昇しており、更新できるかが注目ポイントだと思っています。更新できないようであれば、再度下げる可能性がありそうです。

4時間足、1時間足はともに上向きです。1時間足中間線に支えられるように上昇しています。114.3の水平線を上抜けるようであれば、114.7の高値を試す展開になるかもしれません。オシレーターを見ると、上昇の勢いは落ち着きつつあるようですので、短期的に下げる可能性もありそうです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.89まで上昇しています。ロング比率は限界近くまで偏っている状況です。 反転の兆しが見えれば短期的に上昇してくる可能性が高そうです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。移動平均線の傾きはそろそろ落ち着いてきています。トレンドラインあたりまでの戻りがあってもおかしくないかなと思います。1時間足中間線を上抜けたら、思い切ってロングするのもいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75まで上昇しています。もう少し上昇余地はありそうです。AUDUSDはもう少し下げる可能性が高そうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > JPY > EUR > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSDの逆張りロングを狙います。0.73を上抜けたら週末のポジション調整で上昇しそうに見えます。日足の安値切り上げラインがある0.724ぐらいまでは粘りたいと思っていますので、小ロットにします。
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