昨日もやや米ドルが買われる状況でした。日本円はまだ売られている状況です。VIXは24台に達しており、緩やかに上昇しているようですが、金利差を考えると急激に円が買われる状況ではないのかもしれませんね。それでは実際のチャートを確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。99.3を突破してからも少しずつ上昇していますね。4時間足中間線がサポートとして機能しており、まだ上昇しそうに見えます。通貨ペアを選定するときは強い米ドルと弱い通貨の組み合わせで考えるのが良さそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.81付近で推移しています。EURUSDは下落トレンド中の揉み合いになっていますね。戻り売り戦略でいいのかなと思っています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1.094の水平線が効いているように見えます。4時間足中間線を上抜けする場面もありますので、短期的な上昇の可能性もありそうです。もし1.094を上抜けした場合、1時間足移動平均帯上限と日足の中間線がある1.097~1.10あたりまでかなと考えています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.19付近で推移しています。グラフではわかりづらいですが、ロング比率は低空飛行が続いています。USDJPYは明らかな上昇トレンド中です。押し目があれば買いたい状況だと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.80付近で推移しています。GBPUSDは下落トレンド中だと考えていますが、GBPも徐々に強くなってきており、大きめの戻りがあるかもしれませんね。

15分足も下向きです。直近は15分足移動平均帯上限に止められています。黄色で囲んだ三角持合いのようにも見えますね。売りが優勢だと思うので、差各持ち合いの上限付近でエントリー、1.305で追加、上抜けで損切というイメージです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.71まで上昇しています。AUDUSDは1時間足でみると下落トレンド中です。日足は上昇トレンド中なのでちょっとわかりにくい状況だと思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。現在は日足中間線付近での攻防が続いています。4時間足中間線が下がってきて、日足の中間線が上がってきているので、複雑な動きをしそうにも見えます。エントリーは決着がついてからでいいかなと思います。

15分足は下向きですが、直近は上昇しており、1時間足中間線を上抜けています。0.742の水平線がサポレジ転換していましたが、再度サポートに転じたようにも見えますね。0.745に4時間足中間線と15分足移動平均帯上限、水平線が重なるポイントがあり、このあたりまで上昇しそうな雰囲気もあります。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > GBP > EUR > AUD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
EURUSDのショートを狙います。1.087~1.091あたりの範囲で売り圧力がかかりそうな状況。売り上がって行くイメージでロットは抑えめに狙いたいと思います。止まらないようなら一旦損切して1.094の水平線での反落を狙いたいです。
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