金曜日に引き続き、昨日も米ドルが売られる展開でしたね。VIXも少しずつ下がっており、リスクオンになってきているようです。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。中間線を割って推移していますね。強めの調整が入る可能性もあり、はっきりした米ドル買いがくるまで、米ドル買いポジションは控えた方がいいかもしれません。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64付近で推移しています。EURUSDは下降トレンド中の調整が続いています。米ドル買いが再開したらショートしたいですね。

4時間足、1時間足ともに下向きですが、直近は緩やかな上昇が続いています。4時間足中間線を少し上抜けしているようにも見えますね。平行チャネル割れで下降再開かなと考えていますので、しばらく待ちがいいかもしれません。

15分足は上向きです。平行チャネルのセンターラインと15分足中間線、1時間足中間線が重なっており、サポートとして機能しそうです。邪魔な4時間足中間線も上抜けしているため、短期ではまだ上昇するかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.25付近で推移しています。USDJPYは短期的には少し上昇していますが、トレンドと呼べるかどうかは微妙なところ。わかりにくい状況が続いていると思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。下は日足の中間線、上は1時間足移動平均帯上限に押さえられてレンジ状になっているように見えます。もう1度、下を試した後で上かなと思いますが、根拠はあまりありません。。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.72付近で推移しています。GBPUSDは上昇気味です。米ドル売りの影響が強そうですので、米ドル買いが再開したら売りたいと思っています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.56まで下がってきています。0.705の戻り高値付近まで上昇しており、ここを超えればトレンド転換と考えるトレーダーが多そうです。

日足は下向きです。過去にサポートとして機能していた0.701まで上昇してきました。このあたりで反落するか注目ですね。ここを終値ベースで上抜けるようなら中間線のある0.716あたりまで上昇してもおかしくなさそうです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。ちょうど0.701の水平線と1時間足移動平均帯上限が重なっていますね。ここを上抜けるなら直近の高値である0.705、その次は4時間足レベルの高値切り下げラインのある0.71が目標価格になるかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY >USD>GBP > AUD > EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
米ドル買いが始まるまではドルストレート系の短期ロングがいいかなと思います。ポンドや豪ドルが強い状況なので、GBPUSD、AUDUSDのロングがいいと思います。特にGBPUSDは1.24を上抜けたら邪魔な線がなさそうなのでのびのび上昇するかもしれません。
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