金曜日は比較的落ち着いた相場になりましたね。心配していた米ドル買戻しの動きもあまり入りませんでした。5月も下旬に入り、円が買われやすい状況になりつつあります。実需の動きも気にしながら慎重にトレードしていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。金曜日は少し戻したものの中間線を超えることはありませんでした。現在は買上昇トレンド中の調整と見ていますが、102.36を割るなら上昇トレンドは一旦終了と考えるトレーダーも多そうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.62付近で推移しています。EURUSDは上昇トレンド中の調整中に見えますね。タイミングを計って押し目買いを狙うのがいいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.27付近で推移しています。USDJPYは下降トレンドが続いているようです。月末が近づいて円が買われやすくなっており、売り優勢と考えています。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。1時間足でみると高値切り下げが発生していますね。日足中間線と高値切り下げラインが重なっており、128.1以上は上値が重そうに見えます。売り優勢と考えています。

15分足は下向きです。1時間足の高値切り下げラインのすぐ上に15分足移動平均帯上限があり、さらに4時間足中間線、日足中間線もあります。上値は重そうなので引き続き下目線です。127.59の直近レンジ下限を割ったら50pipsほど狙えそうにも見えます。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.72付近で推移しています。GBPUSDは上昇トレンド中に見えます。ポンドが比較的強く、買い優勢と考えています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。高値安値の切り上げが発生しており、直近は上昇トレンドに見えます。直近は1時間足中間線がきいているようで、すぐ下に4時間足中間線もあるので1.245~1.246あたりで買うのも面白いと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.59付近で推移しています。AUDUSDは緩やかな上昇トレンド中に見えます。直近は揉み合っていますが、やや買い優勢と見ています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。4時間足の高値切り下げラインと1時間足の安値切り上げラインに囲まれて三角持合いになっています。米ドル売りの流れを考えるとやや買い優勢と見ています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
GBP > JPY > AUD > EUR > USD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
GBPUSDの押し目買い、USDJPYの戻り売りを狙います。GBPUSDは1.245あたりで買えたらいいなと思います。現時点では1.242を割ったら損切で考えています。USDJPYは128.1あたりで売りたいと思っています。128.4を上抜けたら損切で考えています。
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