昨日はNY時間に米ドルが買われる展開になりました。要人発言の影響で上下に激しく動いて、(私含めて)損切になったケースも多かったのかなと思います。実際のチャートを確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。昨晩の米ドル買いで、移動平均帯上限を上抜けし、上昇に転換しています。米ドル買いの流れに戻った感じですね。今日の米国の経済指標を乗り切れば、このまま米ドル買いの流れになると思います。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近まで上昇しています。EURUSDはレンジを下抜けしたように見えます。短期足でタイミングを計ってショートを狙うのがいいと思います。

日足は下向きです。昨日は一時的に平行チャネルを上に抜けましたが、結局は上ヒゲになって戻ってきました。意識されそうな1.064の水平線も割っており、このまま下を目指すと考えています。スイングならまだ売りやすい位置だと思います。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。昨晩の乱高下で150pipsほど動きましたが、4時間足移動平均帯下限付近で一旦サポートされた形です。ただ1.064の水平線を割っており、サポレジ転換したようにも見えるので、ここからの上昇はなかなか厳しいかもしれませんね。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。USDJPYは上昇トレンドがずっと続いています。引き続き、押し目があればロングで入るのがいいと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.72付近で推移しています。GBPUSDはまだレンジ内で推移していますね。そろそろ煮詰まってきているので、大きく動くかもしれませんね。若干売り優勢と見ています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.61付近まで上昇しています。AUDUSDはレンジ圏を割って下落しているように見えます。1時間足レベルだと戻り売りを狙うのがいいのかもしれませんね。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。1時間足の高値がきれいに並んでいますね。現在は4時間足移動平均帯下限に支えられた形になっていますが、上に有力な線が並んでおり、上値は重そうです。0.713を上抜けるなら0.715~0.718あたりで売りを狙いたいです。

15分足は下向きです。現在、1時間足中間線を試している状況ですね。ここを超えるなら4時間足中間線まで上昇するかもしれません。過去のサポートとなった水平線もあるので、0.715あたりからショートを狙うのが面白いと思います。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > GBP > EUR > AUD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSDの戻り売り、USDJPYの押し目買いを狙います。AUDUSDは0.715~0.718あたりを目安に考えています。USDJPYは133.2での押し目買いを狙います。133.6を割ったらあっさり目標まで下がるかもしれません。今晩は米国の大きめの経済指標があるので、できればそれまでに決着をつけたいです。
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