昨日はユーロが買われる展開でしたね。逆に好調だった豪ドルが売られています。「有事の円買い」はどこに行ったのか、円はかなり売られている状況です。VIXが引き続き30を超えているので、ロットは抑えめにしたほうがいいでしょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。前回高値の99.4をうかがう展開が続いています。このまま高値を更新できないと、一旦下を試す動きが出てくるかもしれません。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.60付近で推移しています。EURUSDは揉み合いが続いており、方向感が出ていない状況です。他の通貨よりはユーロが強い状況になっており、少しトレンドが出づらい状況に見えます。

日足は下向きです。中間線より下で推移しており、大きな流れは下のままだと考えています。ただし、前回の急騰のあと、安値を更新できていない状況です。スイングなら1.112あたりまで戻るのを待ってショートを検討してもいいかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.07付近で推移しています。データを取り始めた昨年5月以降で最も低い水準です。USDJPYはかなり強く買われており、押し目らしい押し目もないため、急落に注意する必要がありそうです。

日足は上向きです。116.4を突破してからぐんぐん上昇していますね。2017年1月につけた118.6が目前に迫っています。そろそろ売られやすくなりそうな状況です。押し目をつけずに急上昇しているため、一気に下落する可能性がありそうです。

4時間足、1時間足ともに上向きです。1時間足中間線に触れることなく上昇し続けていますね。米ドルが強いのに加えて、日本円がかなり弱い状況です。逆張りショートを狙うなら1時間足中間線を割ってからだと思います。

15分足も上向きです。15分足中間線に支えられて上昇し続けていますが、オシレーターもだいぶ落ち着いてきたように見えます。1時間足中間線を割ったら次の線までだいぶ距離がありますね。118円台を割り込んだら50pipsほど下げるかもしれませんね。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.86付近で推移しています。ロング比率は頭打ち状態ですが、GBPUSDはまだ下がり続けている状況です。ショートで入るなら戻りを待ちたい状況に見えます。

15分足も下向きですが、15分足移動平均帯上限付近まで戻ってきていますね。ここを上抜けるようなら次のターゲットは4時間足中間線かなと思います。1.305を上抜けるなら1.309あたりでショートしたいですね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.86まで急上昇しています。AUDUSDは高値・安値が切り下がっているように見えます。上昇トレンドの押し安値を割ったか判断が分かれるところですが、個人的には下かなと考えています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日は日足の中間線を割り込んでから少しもみ合いましたが、その後60pipsほど下落しました。現在は4時間足移動平均帯下限付近で揉み合っていますが、売り優勢かなと思っています。戻りを待つなら1時間足中間線がある0.721、4時間足中間線と日足の中間線がある0.725あたりがいいかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > EUR > GBP > AUD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSD、GBPUSDの戻り売りを狙います。AUDUSDは0.721~0.725のゾーンを狙います。GBPUSDは1.309まで戻りを待って、値動きを見てエントリーするか決めたいです。
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