3/15 相場分析(2022年)

相場分析

 昨日はユーロが買われる展開でしたね。逆に好調だった豪ドルが売られています。「有事の円買い」はどこに行ったのか、円はかなり売られている状況です。VIXが引き続き30を超えているので、ロットは抑えめにしたほうがいいでしょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。前回高値の99.4をうかがう展開が続いています。このまま高値を更新できないと、一旦下を試す動きが出てくるかもしれません。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.60付近で推移しています。EURUSDは揉み合いが続いており、方向感が出ていない状況です。他の通貨よりはユーロが強い状況になっており、少しトレンドが出づらい状況に見えます。

日足は下向きです。中間線より下で推移しており、大きな流れは下のままだと考えています。ただし、前回の急騰のあと、安値を更新できていない状況です。スイングなら1.112あたりまで戻るのを待ってショートを検討してもいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。現在は4時間足中間線付近で揉み合っています。黄色線で囲んだ三角持合いのようにも見えます。安値切り上げラインを割ったら売りやすいと思います。

15分足は上向きです。直近はじわじわ上昇しており、15分足移動平均帯上限を上抜けています。ただ、4時間足中間線に上値を押さえられている状況が続いており、もう一度下を試すかなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.07付近で推移しています。データを取り始めた昨年5月以降で最も低い水準です。USDJPYはかなり強く買われており、押し目らしい押し目もないため、急落に注意する必要がありそうです。

日足は上向きです。116.4を突破してからぐんぐん上昇していますね。2017年1月につけた118.6が目前に迫っています。そろそろ売られやすくなりそうな状況です。押し目をつけずに急上昇しているため、一気に下落する可能性がありそうです。

4時間足、1時間足ともに上向きです。1時間足中間線に触れることなく上昇し続けていますね。米ドルが強いのに加えて、日本円がかなり弱い状況です。逆張りショートを狙うなら1時間足中間線を割ってからだと思います。

15分足も上向きです。15分足中間線に支えられて上昇し続けていますが、オシレーターもだいぶ落ち着いてきたように見えます。1時間足中間線を割ったら次の線までだいぶ距離がありますね。118円台を割り込んだら50pipsほど下げるかもしれませんね。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.86付近で推移しています。ロング比率は頭打ち状態ですが、GBPUSDはまだ下がり続けている状況です。ショートで入るなら戻りを待ちたい状況に見えます。

日足は下向きです。中間線ともかなり乖離しており、そろそろ戻りがあってもおかしくなさそうですね。スイングだとここから追いかけてショートするのは危険だと思います。戻りを待った方が無難でしょう。

4時間足、1時間足ともに下向きです。弱い状況が続いていますが、1時間足中間線をまたいで推移していますね。戻り売りを狙うなら4時間足中間線のある1.309あたりまで我慢した方がいいかなと思います。

15分足も下向きですが、15分足移動平均帯上限付近まで戻ってきていますね。ここを上抜けるようなら次のターゲットは4時間足中間線かなと思います。1.305を上抜けるなら1.309あたりでショートしたいですね。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.86まで急上昇しています。AUDUSDは高値・安値が切り下がっているように見えます。上昇トレンドの押し安値を割ったか判断が分かれるところですが、個人的には下かなと考えています。

日足は下向きです。昨日は大きな陰線になり、中間線を割り込んでいます。直近の安値と3月7日の上ひげのちょうど真ん中あたりに位置しており、まだスイングでショートを狙ってもいい状況だと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日は日足の中間線を割り込んでから少しもみ合いましたが、その後60pipsほど下落しました。現在は4時間足移動平均帯下限付近で揉み合っていますが、売り優勢かなと思っています。戻りを待つなら1時間足中間線がある0.721、4時間足中間線と日足の中間線がある0.725あたりがいいかなと思います。

15分足も下向きです。15分足中間線をまたいで推移しており、1時間足中間線のある0.721あたりまで上昇する可能性は十分ありそうです。新規で入るなら戻りを待った方が無難だと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 USD > EUR > GBP > AUD > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 AUDUSD、GBPUSDの戻り売りを狙います。AUDUSDは0.721~0.725のゾーンを狙います。GBPUSDは1.309まで戻りを待って、値動きを見てエントリーするか決めたいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました