11/17 相場分析(2021年)

相場分析

昨日も米ドルが強かったですね。今日は目立った経済指標もないため、テクニカルに沿った動きが展開されるかなと考えています。それでは早速チャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。黄色の平行チャネルを上抜けしたため、等幅で上にチャネルラインを追加しました。こちらもほぼ上限に達しているようです。そろそろ調整が入ってもおかしくない状況だと思います。

EURUSD

資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.89付近で推移しています。ロングポジション比率は頭打ちでEURUSDがどんどん下がっている状況です。5月以降で最もロングに偏った状態になっており、そろそろポジション調整が入りそうな状況ではあります。追っかけショートは怖い状況だと思います。

日足は下向きです。5日連続で陰線になっており、今日も今までのところ陰線です。オシレーターをみてもかなり急激に下げているため、そろそろ下落速度は鈍化しそうです。売るなら少し戻ってからの方がいいでしょう。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足チャートで見ると移動平均線の傾きはダイバージェンスが発生しており、下落速度が鈍化してきているように見えます。調整波を待ってから売りたいですね。

15分足も下向きです。1時間足中間線を上抜けることなく下がり続けていますね。新規の売りは1時間足中間線を上抜けるまでは控えたいと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.12付近で推移しています。ポジション比率の変動に比べてUSDJPYの変動幅が大きく、ロング比率は下降余地がない状況です。そろそろ調整があってもおかしくないと思いますので、ロングは調整後まで待った方がいいかもしれません。

日足は上向きです。とうとう114.7の高値を更新しましたね。どこまで伸びるかはわかりませんが、新規エントリーは押し目を待ちたいですね。

4時間足、1時間足はともに上向きです。114.3の水平線と4時間足中間線に挟まれて小さな値動きになっていましたが、114.3を上抜けした後、50pipsほど上昇しました。しばらくショートの選択肢は捨てた方が良さそうです。

15分足も上向きです。上位足もすべて上向きなので、狙うのはロングですね。15分足移動平均帯下限と4時間足中間線が114.2付近で重なっており、この辺りでロングが拾えたらいいですが、現実的には1時間足中間線(114.6)あたりでプライスアクションを見てエントリーかなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.67付近で推移しています。ロング比率は上昇余地があり、GBPUSDがさらに下げる可能性もありそうです。

日足は下向きです。もみ合いながら少しずつ上昇していますが、まだまだ中間線よりもはるか下に位置しており、売り目線継続です。できれば水色のトレンドラインか、日足中間線ぐらいまで待ってショートしたいのすが、短期的には調整の上昇を取っていくことになるかもしれません。

4時間足、1時間足はともに下向きです。青い線は4時間足レベルのトレンドラインですが、きれいに効いていますね。ここを上抜けしたら1時間足移動平均帯上限(1.349)ぐらいまでは伸びそうに見えます。

15分足も下向きです。1.34と青いトレンドラインに挟まれて推移しているように見えます。4時間足中間線もあり、上の方が抜けにくい印象ですが、抜けた方についていくべきかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.68まで急上昇しています。AUDUSDは直近の安値を割り込んだようにみえるため、まだ下げそうな雰囲気に見えますね。

日足は下向きです。安値切り上げラインにタッチするあたりで下げ止まっていますね。下降の勢いが収まってきたら長期で買いたい場面だと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足レベルの高値切り下げライン(水色)と日足の安値切り上げライン(青色)で挟まれている状況です。この範囲で細かく取って、抜けたら抜けた方についていくのがいいでしょう。

15分足も下向きです。1時間足でも分析と同様、青色と水色のトレンドラインで挟まれた状態です。4時間足中間線、15分足移動平均帯上限も0.733付近にあり、上がるにしても0.733あたりでもみ合いそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > GBP > JPY > AUD > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

AUDUS、GBPUSDを狙いたいです。どちらも三角持合いになっているため、抜けた方についていきたいですね。

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