米ドルが徐々に買われてきましたね。ドル円上昇、ユーロドル下落の流れが再開しつつあります。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックスの4時間足チャートです。昨日の欧州時間後半あたりからNY時間中盤にかけて米ドルが買われる展開となりました。中間線を上抜けした後の初押しで中間線に支えられた形です。上昇が続きそうに見えます。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.65付近で推移しています。ロング比率はまだ上昇しそうな雰囲気です。EURUSDは下降の流れが続きそうです。

日足は下向きです。中間線付近で少しもみ合ったあと、下落しているように見えます。オシレーターウィンドウに表示している移動平均線の傾きも0を下回ってきており、このまま確定すればzigzagの高値が決まる状態です。1.152を試す展開になると考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1.162の水平線を割り込んだ後、サポレジ転換しているように見えます。付近に4時間足中間線もありますので、この辺りまで戻ってきたらショートで入るのもよさそうですね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.17付近で推移しています。ロング比率はまだまだ低く、このグラフからはUSDJPYの上昇余地はあまりないように見えます。もう少し個人投資家のロングポジションが増えてからのほうがロングしやすいと思っています。

4時間足、1時間足はともに上向きです。昨日のNY時間に1時間足移動平均帯上限を上抜けしました。4時間足中間線に刺させられそうな雰囲気もありますので、113.9あたりで押し目買いをするのも良さそうですね。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.33付近で推移しています。1時間足で見るとロング比率が上昇しそうに見えます。短期的にはGBPUSDは下げてもおかしくないかなと思っています。

日足は下向きです。昨日は一時陽線となりましたが、1.383で押さえられて実体のないローソク足となりました。1.383~1.386は上値が重くなりそうですので、このあたりでスイングでショートを狙うのが良さそうに見えます。

4時間足、1時間足はともに上向きですが、1時間足移動平均帯の幅はかなり狭まってきつつあります。また、1.374~1.383のレンジを形成しており、短期的にはこの中でとっていくのがいいのかもしれません。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.17付近で推移しています。1時間足だとわかりにくいですが、4時間足でみるとロング比率は減少中で、AUDUSDは上昇トレンドの最中だと考えています。
日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > GBP > USD > EUR > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
USDJPYの押し目買い、EURUSDの戻り売りを狙います。USDJPYは113.8~113.9あたりで買いたいですね。EURUSDは1.161~1.162あたりで売りたいです。
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