10/29 相場分析(2021年)

相場分析

昨日は米国の経済指標をきっかけに急激に米ドルが売られる展開となりました。今日は月末日ですので実需筋も絡んだ複雑な動きになりそう。無理にトレードしない方がいいかもしれません。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。昨日の米国経済指標発表から一気に米ドルが売られ、サポートだった93.5を割り込みました。移動平均帯も下向きに転じている状況です。93.5付近で売り圧力が強まれば、さらに下降トレンドが本格化しそうです。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41まで急落しています。米ドル売りが一時的なものか、これから本格化するのかわかりませんが、見極めてからトレードしたほうが安全だと思います。

日足は下向きです。米国の経済指標の影響もあり、昨日は大きな陽線となりました。中間線も上抜けしており、少し様子を見たい状況です。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨日は一気に上昇しましたが、4時間足移動平均帯上限で上昇が止まったようです。すぐ下に1時間足中間線、日足の中間線があり、1.164~1.166での動きが気になります。支えられるようであれば短期的にロングもありかもしれません。

15分足は上向きです。昨日の急上昇が4時間足移動平均帯上限で止められており、その後もみ合って少し下落しています。1.1655に1時間足中間線があり、ここで反発する可能性もありそうです。1.162の水平線あたりに15分足と1時間足の移動平均帯下限があるので、この辺りは買い注文が入り易そうだなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.08まで下がった後、少し上昇して0.19付近まで上昇しています。現時点ではロング比率が0.3ぐらいまで上昇して、減少余地が出てからUSDJPYをロングしたいと思っています。

日足は上向きです。昨日は米国経済指標の影響もあり、陰線となりました。ここから急上昇するというのは少し考えにくいのかなと思っています。日足の中間線ぐらいまで様子を見てもいいのかも入れません。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。直近は4時間足中間線で上値を押さえられており、安値も切り下がっているので、売りが有せっかなと思います。オシレーターに表示している移動平均線の傾きも下がり気味で高値も確定しそうなので、短期的には売りの方がいいのかなと思います。

15分足は下向きです。やはり4時間足中間線が効いている雰囲気ですね。短期ショートで入るのも大城そうです。その場合、15分足移動平均帯上限を上抜けたら損切かなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.08まで下がった後、少し上昇して0.26付近まで急落しています。長期的には方向感がつかみにくい状況ですので、月末日の今日は様子見がいいかもしれません。

日足は下向きです。昨日は米ドル売りもあって陽線となりました。中間線よりも上で推移しています。直近は1.383で上値を押さえられており、スイングだと、そこを底を背にしてショートするのがリスクリワードがいいかなと思っています。

4時間足、1時間足ともに上向きです。昨日は上昇しましたが、1.383の高値に届かず、下落しそうな雰囲気が出ています。4時間足チャートではダブルトップを形成してネックラインを割り込んでいるので、戻り売りしやすいタイミングかもしれません。

15分足は上向きですが、zigzagの高値が少しずつ切り下がっており、ネックラインを割ったので売りのチャンスにも見えます。1時間足中間線も割るようであれば少し下げてくるかもしれませんね。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.13まで下落しています。AUDUSDは1時間足~日足まで上昇トレンド中と見ていいと思います。基本は押し目買いが良いと思っています。

日足は下向きですが、昨日の米ドル売りで、日足移動平均帯上限に到達しています。リスクリワード的には売りが面白いですが、いずれ上に転換してきそうな雰囲気ですので、損切は浅めに設定した方がいい気がします。

4時間足、1時間足ともに上向きです。0.755付近の前回高値をヒゲで更新しています。上に日足の移動平均帯上限があり、リスクリワード的には売りで入るのが面白そうです。下位足が下落に転じたら売ってみるのが面白そうです。

15分足は上向きです。安値を切り上げており、アセンディングトライアングルになっているようにも見えます。1時間足中間線と直近安値の0.752を割るようであれば、ショートも面白いかもしれません。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > EUR > JPY > GBP > USD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

強いて言うならGBPUSDの戻り売りかなと思います。1.383の水平線を背にショートしたいです。月末なのでトレードしなくてもいいかもしれませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました