10/4相場分析(2021年)

相場分析

金曜日は米ドル、円が売られるリスクオンの展開となりました。ドルストレートはいい押し目・戻り目になったかもしれませんね。実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

金曜日は米ドルが売られ、何度かサポートになっていた4時間足中間線まで戻ってきました。ここで下げ止まるのか、過去の高値がある93.7まで下げてくるのか、様子を見てからトレードした方が良さそうです。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.82付近で推移しています。ロングポジションはあまり減っていない状況です。本格的に下降が再開するためにはもう少しロングポジション比率が下がってほしいかなと思います。

日足は下向きです。金曜日は久々の陽線になりましたが、ユーロの強さは感じられない状況です。中間線より下で推移しているため、基本的には売り目線です。中間線からの乖離が大きいので、もう少し戻ってから売りたいですね。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足中間線をまたいで推移しています。下降のトレンドラインと4時間足中間線が重なるように近づいてきており、この辺りで売り圧力が強くなりそうな雰囲気です。

15分足も下向きです。1.156~1.161のレンジになっているようにも見えます。ユーロも強くない状況ですので、1.161でショート、4時間足中間線のある1.163あたりで追加、ぐらいのイメージがいいかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.27まで上昇しています。USDJPYの押し安値を下抜けしているため、1時間足レベルではトレンド転換の可能性も考えた方がいいかもしれません。

日足は上向きです。2日連続で陰線となりましたが、急上昇の後で少し調整が入っているようなイメージです。中間線とも開きがあるため、基本的には上目線継続と考えています。

4時間足、1時間足はともに上向きですが、1時間足、4時間足の中間線を下抜けして推移しており、短期的には調整局面に入ったように見えます。現状は1時間足中間線がレジスタンスとして機能しているようなので、ロングする場合は上抜けするのを待った方がいいかなと思います。110.0~110.5に4時間足移動平均帯下限、日足中間線、1時間足移動平均帯下限があるため、この辺りで下げ止まる可能性は高そうです。

15分足は下向きです。1時間足中間線がレジスタンスとして機能しているように見えます。15分レベルで小さな三角持合いになっているように見えますので、1時間足中間線を上抜けするようであれば、短期的にはロングしても面白いかもしれません。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.61まで下がってきました。ロングポジションはかなり減っていますので、下降が再開すれば売りやすい状況だと思います。

日足は下向きですが、2日連続で陽線となり、前回安値がある1.36付近まで戻ってきつつあります。何度も意識されてきた水平線ですので、サポレジ転換しそうにも見えます。戻り売りがいいかなと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きですが、1時間足、4時間足の中間線を上抜けしており、もう少し上昇するかもしれません。1.36の水平線と1時間足移動平均帯上限が重なりつつありますので、そのあたりで売り圧力が高まると考えています。

15分足は上向きです。1時間足、4時間足中間線が重なる1.353あたりで買い支えられそうな雰囲気があります。1.36で上値が重くなりそうなので、短期的に上昇したあと1.36に阻まれて下落してくるイメージです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50まで下がっています。AUDUSDは戻り高値を上抜けしており、1時間足レベルのトレンドが転換して上昇してくる可能性もありそうです。

日足は下向きです。2日連続で陽線となっており、中間線あたりまで戻ってきそうな雰囲気です。0.731の水平線と中間線が重なっており、この辺りで売り圧力が強くなりそうに見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。青線のトレンドラインを下抜けしたと思いましたが、すぐに上抜けし直してしまいました。日足の中間線で上値を押さえられており、引き直した水色のトレンドラインに支えられているので、三角持合いのような状況です。日足の中間線あたりまで戻ればショートしたいと思っています。

15分足は上向きです。青色のトレンドライン抜けでショートしたので痛い目にあいました。。1時間足移動平均帯上限も上抜けしたので短期的には上昇目線です。0.725あたりで4時間足中間線と1時間足中間線が重なるポイントがあるため、この辺りで買い支えられて上昇し、日足中間線、4時間足移動平均帯上限、0.731の水平線に阻まれて下落するイメージです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > USD > JPY > GBP > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

EURUSD、GBPUSDの戻り売りを狙います。EURUSDは1.163あたり、GBPUSDは1.36まで戻ればショートしたいです。USDJPYは110.0~110.5の範囲で少しずつ買い増ししていきたいと思っています。

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