米ドルの調整が一旦落ち着き、再び米ドル買いに転じてきています。豪ドル、ポンドも強い状況が続いており、円やユーロが弱い状況です。米ドルと組み合わせるならユーロか円がいいかもしれませんね。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

10/4のNY時間から米ドル買いに転じています。下げ止まった感じはありますが、高値を更新するかは今後の経済指標によるところが大きいかもしれません。今夜のADP雇用統計で流れが変わるかもしれませんので、それまでにポジションは決済しておいたほうがいいかもしれません。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.79まで上昇しています。まだ上昇する余地もありそうですので、EURUSDはまだ下降トレンドが続きそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.18まで下がってきました。USDJPYは高値更新すれば、さらに続伸してきそうな雰囲気に見えます。

4時間足、1時間足はともに上向きです。調整の下落が続いていましたが、ダブルボトムのような形状で下げ止まっており、ネックラインを上抜けして上昇が続いています。上昇局面なので 1時間足中間線あたりまで押せばロングで入っても良さそうに見えます。

15分足も上向きです。15分足中間線に支えられて上昇している様子がわかりますね。新規で入るなら1時間足中間線(111.4)か、4位間足中間線と15分足移動平均帯下限が重なるあたり(111.2)まで待ちたいですね。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.32付近で推移しています。GBPUSDは1.36付近でのもみあいが続いていますが、1時間足の流れとしては上の方が優勢に見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。1時間足でみるとダブルトップのような形状になっており、この辺りで下降が再開する可能性もありそうです。1時間足、4時間足の中間線を下抜けしているようにも見えるので、1.359あたりのネックラインを下抜けすればガクッと下がるかもしれませんね。

15分足は上向きですが、15分足移動平均帯の下限付近に達しており、このまま下抜けする可能性もありそうです。15分足で見るとかなりギザギザしていて方向感がわかりにくいですが、直近は下降トレンドになっており、1.359を下抜けすれば15分足も下向きに転換しそうですので、ショートしやすいと考えています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.53付近まで上昇してきました。AUDUSDはダブルトップのような形状になっており、このままネックラインの0.725を下抜けるようであればさらに下げてきそうに見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。0.731の前回高値付近まで戻ったところでダブルトップを形成し、ネックライン付近まで下降しています。0.725を下抜けして、上昇のトレンドラインを下抜けすれば一気に下がりそうにも見えます。もし再度上を試す展開になるなら、0.73あたりでショートしたいですね。

15分足は下向きです。15分足の移動平均帯下限を下抜けして下向きに転じています。0.725に1時間足移動平均帯下限があり、ダブルトップのネックラインと重なっているため、ここを下抜けすればショートしたいですね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > GBP > USD > JPY > EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSDのショートがいいと思います。0.725を下抜けするか、0.73あたりまで戻せばショートしたいです。GBPUSDは1.359下抜けすればショートしたいです。EURUSDは1.161ぐらいまで戻ればショートしたいです。
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