金曜日は欧州時間から急激にドルが買われましたね。非常にわかりにくい値動きになっていると思います。そろそろ年末のポジションクローズによる特殊な動きが発生しそうな時期です。場合によってはノートレドでもいいかもしれませんね。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。平行チャネルの下限を若干割れたものの、95.9の水平線に支えられて上昇しています。押し安値を割れずに上昇に転じたように見えますね。96.9の高値を更新するようであればダウ理論的にも上昇トレンド継続と言えそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75まで上昇しています。EURUSDは金曜日のNY時間に前後から急落しています。流れ的には下落再開かなと見ています。

日足は下向きです。金曜日は中間線付近でもみ合ったものの、NY時間あたりから急落しました。ここから追いかけるのも若干怖い気がしますので、これから日足で新規エントリーするなら年明けまで待った方がいいでしょう。

4時間足、1時間足はともに下向きです。ピンクの三角持合いはもはや意識されていないように見えます。黄色の高値切り下げラインを上方ブレイクしてからのプルバックにも見えるので、買いチャンスの可能性もあります。加えて1.123~1.137の広いレンジの下限付近にいるようにも見えるのでロングを狙いやすいようにも見えます。ただし、下落の勢いが強いので、このまま1.123を割ってくる可能性は考えた方がいいでしょう。

15分足も下向きです。金曜日の下落で15分足~4時間足まで下向きに転じています。オシレーターを見るとまだ一定の勢いのまま下落している状況に見えますので、転換を狙うなら多少は上昇してからの方がいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.32付近で推移しています。USDJPYは直近は上下に激しく動いており、方向感が読みづらい状況です。基本的には日足がまだ上を目指していると思っているので、上優勢と見ています。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75まで急上昇しています。GBPUSDは利上げで上昇した分が全戻しになっています。こちらも方向ががわかりにくいと思います。

日足は下向きです。木曜、金曜と中間線を上ヒゲで抜けましたが、結果的に中間線の下に戻ってきました。金曜日は米ドル買いで大きな陰線となり、サプライズ利上げ分が全戻しになっています。スイングでは、高値切り下げライン付近に近づくまで触らない方がいいかなと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足の高値切り下げラインを上抜けた後、日足の中間線で上値を押さえられて下落したように見えます。トレンドラインブレイク後のプルバックにも見えるので、もしかしたらロングを仕掛けるべきタイミングかもしれません。

15分足も下向きです。1.13を下にブレイクした後、急激に下げています。1時間足、4時間足の移動平均帯下限を少し下抜けていますが、週明けすぐに上に戻ってくるようであればロングが狙えるか。15分足中間線を上にブレイクすれば、ロングにチャレンジするのもいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64付近で推移しています。AUDUSDはレンジを上にブレイクした後、急激に下落しており、どちらに動くのかわかりにくい状況で鵜s。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。0.712に1時間足移動平均帯下限があり、反発上昇しそうな状況ではあります。0.709を割り込んだら損切(もしくはドテン)で買いを狙うのもありかもしれません。現状は下落の勢いが強いので、下位足で転換の兆しが見えたらロングを検討したいところです。

15分足は下向きです。15分足では勢いを増しながら下落しているように見えますね。ロングするなら15分足中間線ぐらいは上抜けてからのほうがいいかもしれません。(もしかしたら4時間足中間線上抜けを待ってからの方がいいかもしれません)
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > USD > JPY > GBP > EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
今日は年末ということもあり非常にやりにくい状況です。強いて言うならUSDJPYの短期戻り売りかなと考えています。113.8で反落するならショートを狙ってみてもいいかなと思っています。
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