7/7相場分析(2021年)

相場分析

今週は円高、ドル高の状況が続いています。円がより強いようでドル円は下げていますが、他のドルストレートはドルが強い状況です。それでは実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

92.0を底にして上昇しています。直近高値の92.7を超えるか注目です。超えればもうしばらくはドル買いの流れが続くと見ています。

EURUSD

日足は下向きです。昨日は欧州時間からNY時間にかけてドル買いが再開したため、陰線となりました。前回安値の1.17を試す展開になると考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。昨日は1時間足移動平均帯の上限付近で反落しました。現在はもみ合っていますが、戻り目があれば売っていきたい通貨ペアです。

15分足も下向きです。しばらくもみ合っていましたが、1時間足中間線(黄二重線)で反落の動きを見せており、レンジを下抜けすれば下降が再開すると見ています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

日足は上向きですが、調整局面に入っているようです。110.35付近に日足の中間線があるため、このあたりで底堅い動きを見せれば買いやすいと思っています。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。直近の上昇前の価格帯まで戻ってきましたので、この辺りで上昇する可能性は十分にありそうです。

15分足は下向きです。現在、4時間足、1時間足の中間線がある価格帯に差し掛かっています。あっさり上抜けするようであれば、上昇に転じる可能性がありますので注目しましょう。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きです。昨日は上昇後に日足の中間線に阻まれて下落し、陰線となりました。現在、1.38付近でもみ合っています。下抜けするようであれば、1.367を目指す展開になりそうです。

4時間足、1時間足は下向きです。日足の中間線(ピンク二重線)で阻まれて反落しています。現在、1時間足中間線付近に位置しており、ここで阻まれるようであれば、さらに下降する可能性が高そうです。

15分足は下向きです。1時間足の中間線を背に、売りで入るにはちょうどいい位置にいるように見えます。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

日足は上向きですが、移動平均帯下限に位置しており、下向きに転換する可能性は十分にありそうです。昨日は上昇したものの、日足の中間線に阻まれて下落し、長い上ひげを伴った陰線になりました。安値を更新するようであれば下降への転換が鮮明になってきます。

4時間足、1時間足は下向きです。昨日は上昇していましたが、欧州時間からは米ドル買いが強まり、日足の中間線(ピンク二重線)で阻まれて一気に下降しています。下降の流れが強そうに見えます。

15分足も下向きです。現在は1時間足中間線付近で推移しており、打診で売るにはいいポイントに見えます。0.753付近に4時間足の中間線と15分足の移動平均帯上限が重なるポイントがあり、ここまで上昇して反転が確認できればかなり売りやすいと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > USD > GBP > AUD > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

EURUSD、AUDUSD、GBPUSDは売りやすい形をしているので、1時間足中間線を背に売りで入るのも面白そうです。USDJPYは、円買いが収まるまで待ってからロングするのが無難だと思います。

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