先週は米ドルが買われる展開になりましたが、金曜日は調整で少し売られたようです。ただし、ユーロはさらに売られているようで、EURUSDは金曜日も陰線となりました。実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。先週は一旦米ドルが売られたものの、火曜日の欧州時間あたりから強く買われる展開でした。長期的には米ドル買い、短期的には調整がありそうだと考えています。
EURUSD

資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.83付近で推移しています。ロング比率はそろそろ頭打ちかなと思います。EURUSDは調整の戻りがあってもおかしくない状況です。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.19付近で推移しています。ポジション比率は下降余地がほとんどない状況です。ロングするなら下落を待ちたいところです。

4時間足、1時間足はともに上向きです。114.3で上値を押さえられていますね。zigzagの高値も決まっており、安値を探っている状況です。4時間足中間線で支えられているように見えますが、113.7を割るなら日足の中間線がある113.3あたりまで下げるかもしれません。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.78付近で推移しています。0.89で上昇が抑えられたようです。GBPUSDはもう少し戻りそうな雰囲気に見えます。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足で見るときれいに高値切り下げが発生しています。オシレーターは0を超えており、短期的には上昇しそうです。水色のトレンドラインもしくは4時間足中間線のある1.346あたりまでの上昇を狙うのも面白いかなと思います。

15分足も下向きです。15分足レベルでみると高値・安値が切り上がっているようです。押し安値も上抜けていることから短期的な上昇が見込めそうです。15分足移動平均帯下限のある1.338あたりでロングが拾えたらいいなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.60付近で推移しています。ポジション比率はロング勢が少しだけ取り残されてるようですが、どちらに動くかはわかりづらいように見えます。

4時間足、1時間足はともに下向きです。0.735付近に4時間足中間線があり、ここを上抜けできるか注目しています。上抜けするなら、1時間足移動平均帯上限と日足中間線がある0.74あたりまで上昇する可能性がありそうです。

15分足は上向きです。金曜日の上昇で15分足移動平均帯上限を上抜けしています。上昇の勢いは一旦弱まっているようですので、押し目買いを狙いたい状況にも見えます。15分足移動平均帯下限の0.73あたりでロングが拾えたら面白そうです。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > JPY > EUR > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSD、GBPUSDのロングを狙います。AUDUSDは0.73あたりでロングを拾いたいです。0.735を上抜けできるなら0.74ぐらいまで狙ってみたいです。GBPUSDは1.338あたりでロングを拾いたいですね。目標は1.346あたりと考えています。
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