11/2 相場分析(2021年)

相場分析

昨日は米ドルが売られる展開となりました。ポンドは週明けからかなり弱い状況で、GBPUSDは米ドル売りにもかかわらず下げている状況です。実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。昨日から米ドルが売られており、先週の急騰から約半値戻しといった状況です。ちょうど4時間足中間線付近で推移しており、このあたりで支えられて上昇に転じる可能性がありそうです。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55付近まで下がっています。個人投資家の目線は拮抗している状況です。EURUSDは先週金曜日の急落の半値戻しといった状況で、どちらに動くのかわかりにくい状況だと思います。

日足は下向きです。金曜日に大きな陰線をつけた後、昨日はインサイドバーになっていますね。日足の中間線が1.164付近にありますし、再度下げてきそうな流れだと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日の下落の反動か、昨日は上昇していますが、4時間足中間線付近でもみ合っています。1.162~1.163付近に1時間足移動平均帯上限、日足の中間線があり、上値は重くなりそうです。

15分足は下向きです。1.161あたりで15分足移動平均帯上限と4時間足中間線が重なる状況です。上抜けても時間足移動平均帯上限がありますので、リスクリワード的にもショートが面白そうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.19まで上昇しています。ポジション調整中でしょうか。長期ではドル円の上昇トレンド中だと思いますが、もう少し調整してくれた方がロングで入りやすいかなと思います。

日足は上向きです。中間線より上で推移しており、上目線継続と考えています。113.0あたりに日足の中間線があり、この辺りでロングするのも面白いかもしれません。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。高値も安値も更新しており、どちらに動くのかわかりにくい状況です。直近の下落で4時間足中間線および1時間足移動平均帯下限を割り込んでおり、短期的には売り優勢かなと思っています。

15分足は下向きです。15分足チャートで見ると、15分足の移動平均帯下限、4時間足中間線、1時間足移動平均帯下限を一気に下抜けしていることがわかります。短期的にはもう少し下げてくる可能性がありそうです。

日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.68まで上昇しています。GBPUSDが下がって、ロング勢が取り残されて、ロング比率が上昇していきそうに見えます。GBPUSDは戻り売りが良さそうです。

日足は下向きです。月曜日は下窓を開けてスタートしたようです。今日もこれまでのところ陰線となっており、ポンドが弱い状況が続いています。米ドルも強くない状況ですが、売りの方が優位性が高そうです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。一旦は4時間足移動平均帯下限で下げ止まったように見えましたが、再度割り込んでしまっています。基本は戻り売りを狙っていきたいですね。4時間足と日足の中間線が重なる1.370~1.372あたりが狙い目かなと思っています。

15分足も下向きです。1時間足中間線で上値を押さえれているようです。ここを上抜けするなら、15分足移動平均帯上限と4時間足中間線がある1.37あたりが売りの目安かなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.20付近で推移しています。ロング比率が上昇していきそうな形に見えます。AUDUSDはもう少し下げてくる可能性がありそうです。

日足は下向きです。日足移動平均帯上限に阻まれて下落しているようです。今日もこれまでのところ陰線になっており、短期的には売りの方が優位性がありそうです。ただし、高値安値は切り上げており、長期的には買いかなと思っています。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。水色のトレンドラインを下抜けてきました。次は黄緑のトレンドラインで支えられるか注目しています。日足の中間線も0.745付近にあるため、ここで買い支えられる可能性もありそうです。

15分足は下向きです。1時間足移動平均帯上限でダブルトップを形成し、ネックライン割れで大きく下落しているように見えますね。短期的には戻り売りがいいのかなと思います。目安は4時間足中間線がある0.75あたりかなと思います。

日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > USD > AUD > EUR > GBP

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

EURUSD、GBPUSDのショートを狙います。EURUSDは1.162~1.163あたりで上値が重くなりそう。1.1605あたりから売り上がっていくのもありかなと思います。GBPUSDは1.370~1.372あたりのゾーンで売りを狙いたいです。

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