1/31 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日は米ドル買いが一旦落ち着いたものの、大きく崩れるような展開にはなりませんでしたね。米ドル買いが再開するのか注目していますが、今日は1月最終日ということもあり、無理にトレードしなくてもいいかもしれません。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。依然として96.9の前回高値を超えた水準で推移しており、まだ上昇しそうな雰囲気ですね。押し目があれば米ドル買い方向のポジションを持ってもいいかなと思っています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.87付近で推移しています。ロング比率は昨年5月にデータを取り始めて以来最も高い状況です。すぐに調整が入るかはわかりませんが、調整があればある程度大きく戻りそうです。

日足は下向きです。安値切り上げラインを割ってから一気に下げており、直近の安値を割って更新している状況です。金曜日は十字足になっていますが、下落の勢いはまだ終わっていないように見えます。

4時間足、1時間足ともに下向きです。高値切り下げラインからかなり乖離していますね。オシレーターは0を超えていましたが、ほぼ0付近にあり、もうすぐzigzag高値が決まりそうな状況です。4時間足中間線ぐらいまで戻ればショートしたいですが、厳しいかもしれません。

 15分足も下向きです。1時間足中間線をまたいで推移しており、短期的には一旦は下げ止まった可能性がありそうです。直近はダブルボトム後に上昇しているようにも見え、短期的には上昇するかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.18付近で推移しています。ロング比率は下落余地はあまりなさそうですが、ここがUSDJPYの天井とは判断できないです。個人的には116.3の高値を試す展開もあり得ると思っています。

日足は上向きです。金曜日は陰線になりましたが、中間線より上に位置しており、高値をうかがう展開もありそうです。スイングロングを狙うなら押し目を待ちたいと思っています。

4時間足、1時間足ともに上向きです。前回高値を記録したときにはサポート、下落時にレジスタンスに転換した水平線が115.6にあり、ここを超えれば高値を試しそうに見えます。オシレーターは直近は右肩下がりになっており、マイナス圏に突入しています。4時間足中間線のある114.7あたりまで押し目があるかもしれません。

15分足も上向きですが、安値切り上げラインを割り込んでおり、1時間足中間線もまたいでいるため、直近は上昇の勢いがありません。しばらくもみ合いが続くか、少し下落するかもしれません。114.7~115.0が押し目買いの目安だと考えています。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.80付近で推移しています。GBPUSDは安値圏での揉み合いが続いていますね。高値が切り上がっているようにも見えるので、短期的な上昇を警戒した方がいいかもしれません。

日足は下向きです。金曜日は一旦1.342まで上昇しましたが、サポレジ転換しているようで上ヒゲになりました。スイングショートを持っているならもう少し保有でいいと思います。※高値切り下げラインを修正しました。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足中間線をまたいで推移しています。直近は移動平均線がほぼ横向きになっており、もみ合いが続いています。高値、安値が若干上がっていますが、安値切り上げラインを割ったらさらに下げそうです。

15分足も下向きです。直近は上限に激しく動いていますが、高値安値が緩やかに切り上がっています。15分足移動平均帯上限は1.243付近、4時間足中間線は1.345あたりにあるので、この辺りが戻り売りの目安かなと思います。安値切り上げライン(黄色)を割り込んだらショートするのもいいと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.86まで上昇しています。豪ドルはかなり弱い状況が続いており、昨年12月初旬につけた直近安値を割り込んでいる状況で、個人的にはあまり手を出したくない通貨ペアです。

日足は下向きです。金曜日は陰線になりましたが、前回安値と同水準で引けています。このまま安値を更新していくのか、一旦戻るのかわかりにくい状況です。

4時間足、1時間足ともに下向きです。オシレーターがきれいに波打ちながらマイナス圏で推移しています。1時間足中間線あたりが戻り売りの目安になりそうです。ただし、日足の前回安値圏に到達しているので、1時間足中間線を明確に上抜けたら損切しておいたほうがいいかもしれません。

15分足も下向きですが、ダブルボトムを形成しており、短期的な反転上昇の兆しかもしれません。日足レベルの前回安値の水準である0.699付近での反転サインなので短期的には上昇するかもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 USD > JPY > GBP > EUR > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 USDJPYの押し目買い、AUDUSDの戻り売りを狙います。USDJPYは114.7~115.0あたりが目安だと思います。AUDUSDはかなり遠いですが0.709ぐらいまで戻ったらショートしたいと思っています。(戻らない可能性が高いと思いますが。。)1月最終日なので無理にトレードしなくてもいいかもしれませんね。

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