12/16 相場分析(2021年)

相場分析

昨日は日本円、米ドルが売られる展開でしたね。ドルストレート系通貨ペアはすべて陽線でした。このまま米ドルが売られるイメージは持っていませんので、今週残り2日どう動くか、ちょっとわかりにくいですね。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。青線で囲んだ三角持合いを上抜けしたと思ったら、平行チャネルの中間線に当たって急落しています。FOMCでドル買いから一転ドル売りになった影響だと思います。移動平均帯中間線に支えられて上昇しそうな雰囲気もあります。プルバックが終わったようにも見えるので、個人的にはここから米ドルが買われるのかなと思っています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.68付近で推移しています。FOMCを受けて米ドル売りになり、EURUSDは上昇していますが、ポジション比率はあまり反応していません。EURUSDは高値を更新せずにもみ合っているので、下降トレンド継続かなと思っています。

日足は下向きです。中間線付近で推移しており、売りやすい状況に見えます。スイングで狙うなら、移動平均線の傾きが0を超えたあたりでショートして、中間線を上抜けたら損切するのもいいかもしれません。

4時間足、1時間足はともに下向きです。ピンクの三角持合いを一時的に割り込みましたが、一転して上昇し、高値切り下げラインを上抜けしています。日足の中間線とピンク線が近くにあり上値は重そうなので、低ロットで売り上がっていくのもいいかもしれません。

15分足は上向きですが、ほぼ横向きです。15分足の移動平均線は18pipsほどの範囲に密集しており、力を溜めている状態です。1時間足移動平均帯上限を上抜けたら買い、15分足移動平均帯下限を割り込んだら売りかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.26付近まで下落しています。円売り・米ドル売りの状況ですが、円の方がより強く売られているようで、ドル円は上昇していますね。一時期と比べるとまだロングポジションの下落余地があるため、USDJPYはまだ上昇すると考えています。

日足は上向きです。昨晩の円売りの影響で陽線になりました。中間線よりも上で推移しており、買い目線継続です。114.5を試す展開になると思っているので、あと30pipsほどは上昇するかなと思っています。

4時間足、1時間足はともに上向きです。長らく上値を押さえられていた4時間足移動平均帯上限を上抜けしており、押し目買い狙いがいいと思います。1時間足~日足の中間線のある113.7~113.9あたりが買いやすいゾーンかなと思います。

15分足も上向きです。短期的には高値切り下げ、安値切り上げが起きているようです。安値切り上げラインは1時間足中間線に沿っているので、買の方がやや有利かなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.70付近で推移しています。ポジション比率もGPBUSDも上下に動いており、広めのレンジになっているようです。年末ということもありこのままレンジ内で推移するかもしれません。

日足は下向きです。昨日の陽線で中間線との距離がだいぶ近づいてきました。下位足を見て中間線付近でもみ合うようならショートするのも面白いと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。4時間足の高値切り下げラインを上抜けたのか、判断が分かれるところですね。私は抜けていないと判断して、ショートの方がいいかなと思います。チャートはかなり激しく動いているので、ロットは小さめにしたほうがいいかもしれません。

15分足は上向きですが、ほぼ横向きですね。1時間足の移動平均帯も横向きです。FOMCの影響で上下に激しく動いており、1時間足以下の移動平均線はあまり効かないように見えます。強いて言うなら4時間足の高値切り下げライン(黄色)を背にショートするのがいいかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64付近で推移しています。AUDUSDが少し下がっただけでロング比率が急上昇し、AUDUSDが上昇してもロング比率が減らない状況です。個人投資家はあまりショートしない状況なのかもしれません。逆を行ってショートする方が優位性がありそうです。

日足は下向きです。昨日の米ドル売りで一気に上昇し、0.717付近まで戻ってきましたね。日足中間線もすぐ上にあるため、損切ポイントが明確で売りやすい状況だと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。0.7185付近に日足の中間線と前回のダブルトップがあり、このあたりが意識されそうです。0.719を上抜けたら損切するつもりでショートを狙うのもいいかもしれません。利確は1時間足移動平均帯下限のある0.711あたり、もしくは前回安値付近の0.71あたりかなと思います。

15分足は上向きです。FOMCの影響で15分足の移動平均帯は機能していないようです。上位足の水平線や移動平均線でトレードする方がいいでしょう。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > GBP > USD > EUR > JPY

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

AUDUSDがショートしやすい位置にいるように見えます。直近高値のダブルトップと日足の中間線が0.7185あたりにあり、ここを背にショートするのが面白いと思います。引っ張るなら0.711もしくは0.710まで引っ張りたいです。

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