8/1 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日も米ドルが売られる展開になりました。ドルインデックスは週足が2連続で陰線になり、月足は長い上ヒゲになっています。金曜日に発表される雇用統計まではこの流れが続くかもしれませんね。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。安値切り上げラインを割っており、調整局面がしばらく続きそうです。下位足では下降トレンドが発生しており、しばらくは米ドル売りの流れが続きそうです。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.53付近で推移しています。売り買いのポジションが拮抗しています。EURUSDは持ち直して上昇しそうにも見えますが、高値を更新できておらず、決着がついたとは言いづらい状況だと思います。

日足は下向きです。日足の中間線で上値を押さえられてるように見えますね。上側の平行チャネルと中間線の間で小ロットずつ売っていくのがいいかもしれません。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。日足中間線で上値を押さえられてるようです。レンジが続いており、レンジ上限で売りを狙うのがいいと思います。

15分足は上向きですが、15分足の移動平均線は機能していない様子。上位足のチャートでエントリーする方がいいでしょう。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.35付近で推移しています。ロング比率は上昇が続いていますね。USDJPYは下落の勢いが強い状況。しばらくは売りが優勢になりそうです。

日足は上向きですが、中間線を割っており、中間線を上抜いたらスイングロングを狙いたいところです。現在は下落の勢いが強く、しばらく待ちかもしれません。

4時間足、1時間足ともに下向きです。133.5の安値と4時間足移動平均帯下限を割って、一気に下落しました。戻りも40%程度で留まっており、まだ下落していきそうな状況です。しばらくは米ドル売りが止まらないかもしれませんね。

15分足は下向きです。高値切り下げが発生しており、下降トレンドが発生していますね。134.6を上抜けたら一旦終了かなと思います。リスクリワードがあまりよくないですが、安値更新を見越して売りで入るのもいいかもしれません。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.61付近で推移しています。GBPUSDは上昇トレンドになっているようにも見えますね。ロング比率が0.5を割っていれば素直に買いたいのですが、まだ下落の可能性もありそうに見えます。

日足は下向きです。中間線、高値切り下げラインを上抜けており、売りづらい状況です。1.267を超えるまで下降トレンドだと思いますが、どこで戻り売りすべきかわかりにくい状況です。

4時間足、1時間足ともに上向きです。短期的には安値切り上げが発生しており、上昇トレンドになっています。米ドルが売られているため、しばらくは上昇が続くかもしれません。

15分足は上向きですが、上下に激しく動いており、15分足の移動平均線は機能していない印象です。上位足でトレードする方がいいでしょう。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37付近で推移しています。AUDUSDは上昇トレンド中ですね。押し目買いを狙うのが良さそうです。

日足は下向きです。金曜日は長い下ひげを伴った陽線になっており、上昇の勢いが感じられます。高値切り下げラインを超えており、しばらくは上昇が続きそうに見えます。

4時間足、1時間足ともに上向きです。金曜日は上下に激しく動きましたが、0.691の水平線と1時間足移動平均帯下限で支えられたようです。押し目買いを狙うのがいいのかなという印象です。

15分足は上向きですが、上下に激しく動いており、15分足の移動平均線は機能していません。こちらも上位足チャートで売買する方がいいでしょう。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 JPY > GBP > AUD > EUR > USD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 USDJPYのショート狙いです。このまま下げるかもしれませんが、できれば133.7あたりまで引き付けてから売りたいと思っています。

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