11/29 相場分析(2021年)

相場分析

金曜日はすごい勢いで円が買われました。新型コロナ関係で一気にリスクオフムードになり、円が買われましたね。右のチャートは円インデックスチャートです。円が急激に買われたことがよくわかります。リスクオフでユーロ買いが進んだのは最近の傾向ですが、意外な感じがしますね。

ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。金曜日か急激に米ドルが売られました。かなり強く売られているため黄色い平行チャネルの中間線で止まるか怪しいですね。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64付近まで急落しています。EURUSDのショートを検討してもいい水準まで減っていると思います。下位足が下向きに転換したらショートを検討してもいいかもしれません。

日足は下向きです。中間線より下で推移しているため、基本は下目線継続で考えています。金曜日は大きな陽線になっていおり、上昇の勢いが強い状況です。下位足が下向きに転じるのを待ってショートしたいと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。金曜日は4時間足中間線を上抜けてから一気に変われ、1時間足移動平均帯上限を上抜けて引けました。次の目安は前回高値の1.137あたりだと思います。ここを上抜けるようであれば、4時間足レベルでトレンド転換になるかもしれません。

15分足は上向きです。短期的には強い上昇トレンドになっています。15分足中間線に支えられて上昇している状況ですがオシレーターを見ると移動平均線の傾きは徐々に落ち着きを取り戻しつつあるように見えます。長期足は下向きなので、敢えてロングしなくてもいいかなと思います。15分足の移動平均帯が狭まって、下向きに転じるようであればショートチャンスかなと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.37まで急上昇しています。ロングで入ってもいい水準まで上昇しています。現状は円買いの勢いが強いですが、下位足が上向きに戻ったら買いを考えてもいいかなと思います。

日足は上向きですが、金曜日は200pipsほど下落しており、下落の勢いはかなり強い状況です。中間線も割り込んでおり、ロングエントリーもう少し落ち着くまで待ちたいですね。

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日の急落で1時間足、4時間足の移動平均帯下限を割り込んでおり、下向きに転じています。短期的にはショートの方がよさそうですが、急落後なので戻りを待った方が安全かなと思います。

15分足は下向きです。15分足中間線に上値を押さえられているように見えます。現在も15分足中間線付近まで戻っており、短期的にはショートするのもありかもしれません。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.80付近で推移しており、変わらず高止まりしている状況です。GBPUSDのショートはポジション調整を待ちたいですね。

日足は下向きです。ヒゲで安値を更新している状況ですが、急上昇する感じでもありません。日足レベルでは、戻りを待ってショートでいいと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。押さえられていた1時間足中間線を上抜けし、4時間足中間線まで戻ってきました。上下どちらに動くかわかりにくい状況ですが、4時間足中間線を上抜けるなら短期的に上げてきそうな気がします。

15分足は上向きです。直近は4時間足中間線と15分足移動平均帯下限に挟まれる展開です。若干上の方が優勢に見えますので、短期的には上かなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.87付近で推移しています。豪ドルはかなり売り込まれていますね。ロング比率が下がらないと新規ショートはやりづらい状況だと思います。

日足は下向きです。上昇トレンドの起点の安値まで下落しています。ここを割るようであれば、次の節目は0.701あたりかなと思っています。安値切り上げライン(青色線)ぐらいまでの戻りがあれば売りやすいかなと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間足中間線を超えることなく推移していますね。1時間足中間線の傾きが少し急すぎるので、できれば4時間足中間線までの戻りを待ってショートしたいと思います。

15分足は下向きです。小さなディセンディングトライアングルのようになっており、まだ下を目指しそうに見えます。短期的には0.714付近にある1時間中間線まで待つか、0.711をブレイクしたらショートかなと思っています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > EUR > USD > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

急激にリスクオフになった関係で円、ユーロが買われています。豪ドルやポンドが弱いので、リスクオフが続くならAUDJPYのショートがいいのかもしれません。

右のチャートはAUDJPYの4時間足チャートです。金曜日は230pipsほど下落しています。戻りがあるかわかりませんが、81.8あたりまで待ってショートしたいと思っています。

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