昨日は米ドルが強く売られました。金曜日から3日連続で米ドルが売られています。米ドル買いの流れに戻るのか、売りに転じるのか、方向が定まっていない状況だと思います。慎重にトレードしたいですね。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。昨日の米ドル売りで中間線を割り込んできました。zigzagを見ると右肩上がりですが、オシレーターは右肩下がりになっており、ダイバージェンスが発生しています。上昇の勢いは止まりつつあるように見えます。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.44付近まで急落しています。EURUSDは昨日の米ドル売りを受けて、戻り高値付近まで上昇しています。このまま上昇に転じる可能性もありそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨日の米ドル売りを受けて1時間足移動平均帯上限を上抜けしました。直近は揉み合いが続いていますが、1.052付近に1時間足と4時間足の中間線が固まっており、このあたりで買い支えられてさらに上昇する可能性がありそうです。

15分足は上向きです。揉み合いが続いており、15分足中間線を跨いで推移しています。1.052にある1時間足と4時間足の中間線に支えられるか注目です。ここをあっさり割るようなら1.046あたりまで下落するかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.24付近で推移しています。USDJPYは揉み合いが続いており、トレンドは出ていないように見えます。米ドルは売られる傾向にあるため、やや売り優勢かなと見ています。

日足は上向きです。中間線より上で推移していますが、オシレーターが右肩下がりで上昇の勢いはありません。ドル円はトレンドが出づらい状況が数日続いていますが、均衡が崩れれば大きく崩れる可能性もありそうです。

4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。日足の中間線と1時間足の移動平均帯上限に挟まれて推移しています。直近の緩やかな上昇チャネルを割りそうな状況です。割ったら日足の中間線がある128.3あたりまで下落するかもしれません。

15分足は下向きです。129.2~129.3にかけて15分足、1時間足、4時間足の中間線が密集しています。15分足の移動平均帯下限を割っている状態なので売り優勢に見えます。このままチャネル下限の128.9を割ったら大きく下落しそうです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.51まで急落しています。GBPUSDは戻り高値を超えて上昇しており、まだ上昇しそうに見えます。買い優勢と見ています。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。直近の足で1時間足中間線まで下落しています。上は1.26まで邪魔な線がないので買いの方が優勢と見ていますが、1.24を割り込むなら上目線解除かなと思っています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.49まで下落しています。AUDUSDは米ドル売りで上昇しており、戻り高値付近で揉み合っている状況。やや買い優勢と見ています。

日足は下向きです。0.701の水平線も上抜けしており、上昇が続きそうに見えますね。中間線とはまだ130pipsほど乖離しており、上昇の余地もありそう。スイングショートはもう少し出番待ちかなと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。0.703~0.705は過去に意識された水平線があり、もみ合いそうな価格帯です。上昇の勢いが強いのでいずれ上抜けると見ています。押し目があれば買うのもいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
GBP > JPY > AUD > EUR > USD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
米ドルが売られ気味です。もう少し売られるならならGBPUSDのロングを狙います。1.242~1.24でエントリーし、1.24を割るようであれば一旦損切で考えています。
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