昨日は米ドル、円が強く買われる展開となり、ドル円以外のドルストレートは軒並み下げる展開となりました。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックスの4時間足チャートです。93.8の水平線に支えられて上昇し、94.44にある過去の高値で止められた格好です。ここから押し目をつけてさらに上昇するイメージで見ています。
EURUSD

資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.72付近で推移しています。昨日の米ドル買いで直近安値付近まで到達してもみ合っています。週足は十字足になっており、実体がほぼありませんので、金曜日のリバランスはおきにくいかもしれませんね。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足移動平均帯上限と日足中間線が近い位置にあり、この辺りは売り圧力が強そうに見えます。もし4時間足中間線を上抜けるようであれば、1.160あたりでショートを狙いたいです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.2付近で推移しています。米ドルが強く、円も昨日から買われているため、方向感が出にくい状況です。個人的にはロングするならもう少しロング比率が増えてからにしたいと思っています。

日足は上向きです。日足の中間線よりも上で推移しており、上目線継続で考えています。中間線は113.2まで上昇しており、だいぶ現在の価格帯に追いついてきた印象です。ポジションもだいぶたまっていると思いますので、そろそろ動きそうだと思っています。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.85まで上昇しています。英国の指標をきっかけに強烈なポンド売りが発生したため、GBPUSDは急落しています。ポンドが弱い状況は続きそうですが、ショートするのはもう少しロング比率が下がってからにしたいです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日はかなり下げたので安値掴みを避けるため、戻りを待ちたいところです。1.37あたりに重要な線が密集しており、ここはレジスタンスになりそうな雰囲気です。他で言えば1.36の水平線と4時間足中間線が重なりそうなところで上値が重くなりそうです。ただ現状の価格帯とだいぶずれているのでエントリーチャンスは来ない気がします。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.57まで上昇しています。短期的なトレンドは下に転換したように見えます。小さな戻りを待って売りたい状況ですね。

15分足は下向きです。15分足チャートだと15分足移動平均帯上限が下落の起点になっているのがわかります。15分足移動平均帯上限は0.7426付近にあり、4時間足中間線とも近くにあるため、0.742~0.743で売りのチャンスがあれば入りたいですね。
日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > EUR > AUD > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSD、EURUSDの戻り売り狙いです。AUDUSDは0.742~0.743あたり、EURUSDは1.157~1.158あたりでショートしたいです。
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