昨日からボラティリティが低い状況が続いています。今晩予定されている米国の経済指標待ちですかね。それでは実際のチャートを見ていきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。高値圏での揉み合いが続いています。中間線に支えられているようにも見えますね。今晩の経済指標が悪ければ、大きく下落するかもしれません。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.74付近で推移しています。EURUSDはレンジ中ですが、レンジ幅がどんどん狭まっているように見えます。力をためてCPIで大きく動きそうな雰囲気です。

4時間足、1時間足ともに下向きです。ざっくりと1.048~1.058のレンジが続いているように見えます。レンジの上限か下限で逆張りするのもいいかもしれませんが、CPI間近になったら一旦は手仕舞いした方がいい気がします。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.24付近で推移しています。USDJPYも値動きが縮小していますね。力を溜まっている状態で、どちらかに大きく動きそうです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.82付近で推移しています。GBPUSDも下降トレンド中の揉み合いが続いている状況に見えます。米国経済指標の結果次第で大きく動きそうです。

15分足は上向きです。短期的には直近の目立つ高値と4時間足中間線が重なる1.236を目指して上昇しそうな雰囲気で見ています。1時間足中間線に支えられているようにも見えますので、1.233あたりでロングを狙うのも面白いかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.69付近で推移しています。AUDUSDも直近はレンジになっていますね。CPI待ちですかね。

4時間足、1時間足ともに下向きです。しばらく効いていた1時間足中間線を上抜けてきました。このまま4時間足中間線のある0.703あたりまで上昇する可能性もありそうです。0.699を超えてきたら上昇警戒ですね。

15分足も下向きです。1時間足中間線を跨いで推移しており、短期的にはもう少し上昇するかもしれません。0.698に前回高値と15分足移動平均帯上限があるので、ここを超えたらもう少し上昇しそうに見えます。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > EUR > JPY > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
今日はCPI待ちの雰囲気ですので、無理にトレードしなくてもいいかなと思います。現在の傾向としては米ドルが少し売られているので、短期AUDUUSDのロング、USDJPYのショートを狙います。AUDUSDが0.698を上抜けたらロング、USDJPYは130.2を割ったらショートしてみてもいいかもしれません。
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