昨日は英国のサプライズ利上げ、急激なドル売りや円買いがあって、激しい展開になりましたね。実際のチャートで現在の状況を確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。青色の三角持合いを上抜けたと思ったら、一気に米ドルが売られました。青色の三角持合いを割り込み、黄色のチャネルラインの下限も割り込んだように見えます。安値も若干更新しており、ドル売りの流れが来る可能性もありそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.64付近で推移しています。ロング比率は下降しており、EURUSDの戻り高値を更新しているので、上に転換しているようにも見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。昨日の米ドル売りでピンクの三角持合いを上抜けしましたが、すぐに戻ってきています。現在も日足の中間線付近で推移しており、上昇の勢いが収まれば売ってもいいのかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.31付近で推移しています。ロング比率は若干右肩下がりになっているように見えます。昨日のNY時間に急激な円買いの動きがありましたが、基本は上目線で考えています。
日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.53まで急落しています。英国のサプライズ利上げで一気にポンドが買われましたことで、個人投資家のロングポジションの利確とショートポジションの塩漬けの影響だと思います。ポンドは買われる流れになりそうです。

日足は下向きです。昨日のサプライズ利上げもあって、久々に中間線まで戻ってきました。もしかするとこの勢いで高値切り下げラインまで上昇してくるかもしれませんね。チャートだけなら下位足を見て売りを検討したいですが、金利でで上げているため、逆らうのは危険かなと思います。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。4時間の高値切り下げラインを上抜けた後、日足の中間線に押さえられているように見えます。ただ利上げの影響で上げているので、上のほうが自然かなと思っています。難しいですね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.61付近で推移しています。ロング比率は横ばいですが、AUDUSDはレンジを上抜けしたようにも見えますので、もう少し上昇トレンドが続きそうに見えます。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。4時間足レベルの戻り高値を超えており、ダウ理論的には上昇に転じているように見えます。0.722は過去に何度も意識されてきた水平線なので今回も反落したようですが、デイトレレベルでは上昇を狙ったほうがいいかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:上、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
AUD > GBP > EUR > USD > JPY
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
今日は全般的にわかりにくいと思います。無理にトレードしなくてもいいかなと思いますが、敢えて狙うならAUDUSDのロングかなと思います。0.715あたりでロングして、高値更新を狙いたいです。
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