金曜日は米国の雇用統計がありましたが、比較的落ち着いた相場になりました。VIXはまだ30台で推移しており、高止まりしている状況です。米ドルが続伸するのか、反落するのか注目していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。高値を更新し、一時的に104台を記録しましたが、その後もみ合いが続いている状況です。オシレーターを見ると上昇の勢いは治まりつつあるように見え、調整が入りやすい状況にも見えます。まずは米ドルの方向感を見極める必要がありそうです。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75付近で推移しています。ロング比率は下落気味ですね。EURUSDは方向感が出ていない状況ですのでトレードは要注意かもしれません。

4時間足、1時間足ともに下向きです。安値圏で何度も跳ね返されていますね。1時間足移動平均帯上限で上値を押さえられており、高値の切り下げも発生しているように見えるので、いずれレジスタンスの1.049を割り込む可能性が高いと考えています。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.22付近で推移しています。USDJPYは下げ止まって上昇気味に見えます。131の高値を試す展開も近そうに見えます。

15分足も上向きです。130に4時間足中間線、15分足移動平均帯下限、レンジ下限が重なっており、短期的な下落は130でサポートされる可能性が高いと考えています。ここが一旦の押し目買いポイントかなと思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.85付近で推移しています。ロング比率はもう少し上昇する余地がありそうです。GBPUSDは安値圏でもみ合っていますが、もう一段下落する可能性が高いと考えています。

15分足も下向きです。15分足チャートで見ると1時間足中間線が効いているように見えますね。ただ安値の切り上げが発生しているのが気になりますね。安値切り上げラインを抜けてからショートした方が安全かなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.66付近で推移しています。ロング比率が上昇する余地はだいぶ出てきました。AUDUSDはまだ売り優勢と見ています。

15分足も下向きです。安値圏での揉み合いが続いています。直近は1時間足中間線が効いているようにも見えます。青で囲んだレンジも意識されているかなと思います。1時間足中間線のある0.71でショート、レンジを上抜けたら損切でいいかもしれません。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > EUR > AUD > JPY > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
GBPUSD、AUDUSDの戻り売りを狙います。GBPUSDは1.236あたりを目安にショートしたいですが、安値切り上げラインは抜けていてほしいところです。AUDUSDは0.71でショート、0.714を上抜けたら損切したいです。
コメント