昨晩のFOMC後、米ドルが強く売られましたね。今日は若干持ち直していますが、このあとも上昇するかは判断が難しいところです。VIXは30を割っており、ややリスクオンになりそうな雰囲気もあります。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

ドルインデックス4時間足チャートです。昨晩のFOMCで下落しましたが、今日は少し持ち直しているように見えます。104.64あたりの水平線がサポートになっていそうな雰囲気もあります。米ドル買いがやや優勢かなと思っています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.77付近で推移しています。EURUSDは安値圏で揉み合っていますね。昨晩のFOMCで一時的に上昇しましたが、トレンド転換という感じではなさそう。売り優勢と見ています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1.048は少し上抜けましたが、だましになって下落していますね。4時間足中間線が意識されそうな状況ですので、1.048あたりで戻り売りを狙うのがいいかなと思っています。

15分足も下向きですが、15分足移動平均線は密集状態で転換しやすい状況です。FOMCでの上げを気にしなければ、大きな流れは下かなと思います。1.048の水平線と4時間足中間線が重なっており、ここで入れたらいいなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.23付近で推移しています。USDJPYは緩やかな上昇トレンドが続いているように見えます。円も少し強いのでトレンドが出にくいですが、大局は引き続き上かなと思います。

日足は上向きです。昨日は久々の大きな陰線となりましたが、中間線とはだいぶ離れており、引き続き上目線で考えています。日足レベルの押し目はなかなか来ないと思いますので、下位足でこまめに買っていくのがいいかなと思います。

4時間足、1時間足ともに上向きですが、FOMCの影響で意識されていた4時間足中間線を一時的に割り込んでいます。その後上昇していますが、もう一度下落する可能性もありそうです。FOMCの下げを無視するならロングで入ってもいいかなと思いますが、個人的にはもう少し様子を見たいところです。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.77付近で推移しています。GBPUSDは下降トレンド中で強めの戻りがありましたが、まだトレンド転換したとは言えない状況。引き続き売りを狙いたいです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足中間線は破られてしまいましたが、4時間足中間線が効いているように見えます。デイトレならここから売っても面白そうに見えます。1.22を明確に上抜けたら損切ですかね。

15分足は上向きですが、4時間足中間線で上値を押さえられており、短期でも下落中です。下落の目標は1.208あたりかなと思っていますので、短期であれば1.208までショートを狙うのも面白いかもしれませんね。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.62付近で推移しています。AUDUSDは下落後の調整局面が続いています。戻り高値の位置が微妙ですが、高値を更新したと判断するトレーダーもいそうなので少し手が出しづらいと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > JPY > AUD > EUR > GBP
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
GBPUSD、EURUSDのショートがいいと思います。GBPUSDは少し戻りを待ちたいですが、損切は1.220の少し上、利確は短期なら1.208かなと思っています。EURUSDは1.048を上抜けたら損切で考えています。利確は根拠が薄いですが、1.038あたりと考えていますので、1.044あたりまでは戻りを待ちたいところです。
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