7/11 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日は「米ドル買い」のち「米ドル売り」とよくわからない相場になりました。米国雇用統計で上下に動きましたが、強いトレンドが出たという感じではありません。参院選も大きなサプライズはなかったため、週明けから淡々とトレードできればと思っています。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。直近のレンジ下限の106.7付近まで下がっています。中間線も106.6あたりにあり、ここを割るなら短期的に下げてくるかもしれませんね。週明けで米ドル買いになるか売られるのか、注目ですね。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.76付近で推移しています。EURUSDは下降トレンド中で少し調整が入っているようです。週明けから下落再開するか注目ですね。

日足は下向きです。金曜日は安値を大きく更新しましたが、パリティが意識されたのか結局は陽線になりました。流れは下ですが短期的には上昇してきそうな形に見えます。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1.022の直近高値と4時間足中間線が同じ水準にあり、ここで売り圧力がかかりやすそうに見えます。ただセリクラで上昇しているようにも見えますのであっさり上抜けするかもしれません。反落を確認してからショートしたほうが安全だと思います。

15分足は上向きです。15分足の移動平均帯上限を少し上抜けして、上向きに転換しています。今回もパリティが意識されて強く反発したように見えますね。このまま上昇していく可能性は十分ありそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.27付近で推移しています。USDJPYはほぼ横ばいになっています。高値を更新できていないので強めに下落する可能性もありそうです。

日足は上向きです。高値圏での揉み合いが続いていますね。この1週間は実体の小さなローソク足が続いており、方向感がないように見えます。米ドルと円の強弱が一致しており、大きなトレンドが出にくい状況かもしれませんね。

4時間足、1時間足ともに上向きです。三角持合いを上に抜けた後、一時的な円買いで下げましたが、雇用統計で再度上昇しました。ロングの方が優勢かなと思っています。

15分足も上向きですが、15分足の移動平均線は機能していないように見えますので、上位足を見てトレードするのがいいのかなと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.72付近で推移しています。GBPUSDは下降トレンド中ですが、強めに戻っています。1.205の高値を更新するなら上に伸びるかもしれませんね。

日足は下向きです。金曜日は安値を試したものの、安値を更新できず、陽線になりました。短期的には上を試しそうな形に見えますので、中間線のある1.22あたりまで戻ってからスイングショートを検討したいです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。意識されている高値切り下げラインまで戻ってきています。デイトレなら売りで入るのがリスクリワードが良さそうに見えます。1.206を上抜けたら損切しておいたほうが無難かもしれませんね。

15分足は上向きですが、15分足の移動平均線は機能してないように見えます。トレードするなら上位足を参考にした方がいいでしょう。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.63付近で推移しています。AUDUSDは下降トレンド中の揉み合いに見えます。短期的には上昇トレンドになっており、このまま高値を更新してくるなら上を目指してきそうな雰囲気です。

日足は下向きです。0.676の安値が堅く、上を試す展開だと思います。中間線のある0.695もしくは高値切り下げラインあたりまで戻ってくる可能性もありそうです。スイングショートはしばらく待ちかなと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。意識されていた4時間足レベルの高値切り下げラインを上抜けたようにも見えますので、上昇に注意した方がいいと思います。

15分足は上向きです。15分足チャートは上下に激しく動いており、移動平均線は意識されていないように見えます。短期トレンドはテクニカルが効きにくい状況だと思うので、上位足を見てトレードした方がいいと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 USD > AUD > JPY > GBP > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 米ドルが売られるのか買われるのかよくわからない状況ですね。金曜日の終わりは米ドル売りでしたが、この流れが続くならEURUSDを短期でロングしてもいいかもしれません。米ドルが買われるならGBPUSDのショートが面白そうです。

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