6/16相場分析(2021年)

相場分析

昨日は全般的にボラティリティが低かったです。トレンドフォロー手法だと動きがないとチャンスもないので、今日は動きがでてほしいところです。

ドルインデックス(DXY)

昨日はあまり動きがなく、90.5付近で留まっている状況でした。まだ明確な上昇トレンドが始まっていないと見ているので、90.6を上抜けて高値を更新してほしいと思っています。

EURUSD

日足は上向きですが、まだ中間線の下に位置しており、上昇の勢いはなさそうに見えます。ドルも買いに転じそうですので、EURUSD下目線で考えています。

1時間足、4時間足ともに下向きです。現在、4時間足の中間線(赤二重線)で上を抑えられているように見えるので、売りやすいポイントに見えます。

15分足はやや上向きですが、移動平均帯が10pipsほどに密集しており、あまり方向感はありません。売りが優勢と見ています。

個人投資家のポジション推移です。ロングポジション比率が下がっているので価格はもっと上昇しても良さそうですが、実際はあまり上がっていません。下げやすい相場なのかもしれません。

日足:上、1時間足:下、15分足:やや上

USDJPY

日足は上向きです。中間線よりも上で推移しており、基本的には上目線です。110.9を目指して上昇すると見ており、買い場があれば買っていきたい通貨ペアです。

1時間足、4時間足ともに上向きです。1時間足中間線(黄二重線)が効いているように見えますが、下抜けして反転上昇したあたりまで引き付けてロングに入りたいですね。

15分足も上向きです。上位足もそろって上向きなので、押し目を見つけて買いを拾いたいです。

日足:上、1時間足:上、15分足:上

GBPUSD

日足は上向きです。中間線付近で推移しており、あまり方向感がありません。米ドルもポンドも強いのかなと思っていますので、方向感が出ないのも仕方ないのかなと思います。

1時間足は下向き、4時間足は上向きとチグハグな状況です。狙うならレンジ戦略かなと思いますが、どちらかに振り切るかもしれないので深追いは禁物かなと思います。

15分足は先程移動平均帯を上抜けし、上昇に転じました。1時間足の移動平均帯上限ぐらいまでは上昇する可能性があるので、ショートを狙うなら1.414あたりまで引き付けた方が良さそうです。

日足:上、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

日足は上向きですが、中間線を上抜けできない状況が続いており、まだ下げそうな雰囲気です。

1時間足、4時間足ともに下向きです。売りで入るなら、4時間足の中間線(赤二重線)と日足の中間線(ピンク二重線)が重なる0.772、もしくは1時間足の移動平均帯上限(黄色)がある0.7725ぐらいまで待った方が気がします。

15分足は下向きです。上昇の勢いは弱そうなので移動平均帯上限(水色)あたりで売りで入ってもいいかもしれません。

日足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > EUR > GBP > JPY > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

AUDUSDのショート、USDJPYの押し目買い狙いですが、円の巻き返しが少し怖いです。ポジション比率を見ると、EURUSDの上値が重そうです。

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