6/8相場分析(2021年)

相場分析

昨日は欧州以降、ドルが売られる展開となりました。このままドル売りの流れが続くのでしょうか?チャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

先週の指標での上げ下げはありましたが、高値は切り上がっており、安値も今のところは切り上がっているように見えます。上昇に転じる可能性は考慮しておくべきかなと思います。

EURUSD

日足は上昇トレンド中です。昨日は中間線に支えられ陽線になっています。現在は、意識されてきた1.2183付近で推移しています。ここで下がれば日足レベルの右肩下がりのダブルトップに見えますので、長期視点では比較的売りやすそうにも見えます。

1時間は下向き、4時間は上向きとちぐはぐな状況です。直近は1時間足の移動平均帯上限に阻まれて下落しているように見えます。

15分足は上向きです。上位足とも向きがずれており、はっきりした方向感はなさそうです。移動平均線はどんどん密集してきており、下抜けした場合はついてくのも面白そうです。

日足:上、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。先週末の指標の影響か、ドル売りが続いていましたが、本日は中間線で支えられて上昇しているように見えます。

1時間足は下向き、4時間足は上向きでちぐはぐな状況です。日足の中間線付近でもみ合ったあと、上昇しており、底堅い印象を受けます。

15分足は下向きです。本日の東京時間以降、若干ドルが買われているようです。15分足、1時間足、4時間足の中間線の上に乗っているので、少し上げそうな雰囲気を受けます。

日足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

日足は上昇トレンド中です。この3日ほど、中間線に支えられて推移しているように見えます。再度高値を試す展開になる可能性は高そうです。

1時間足、4時間足ともに上向きです。1時間足の移動平均帯下限で支えられるかは不透明ですが、買っていくのも面白いかもしれません。

15分足は上向きです。1時間足と15分足の移動平均帯下限が重なる1.4145付近で買うのもよさそうです。

日足:上、1時間足:上、15分足:上

AUDUSD

日足は上向きですが、上昇の勢いは感じられません。レンジは下抜けしたものの、米ドル売りで再びレンジの中に戻ってきています。現在は方向感がないように見えます。

1時間足は上向き、4時間足は下向きです。現在は4時間足の移動平均帯上限付近に位置しているため、短期的にはショートの方がリスクリワードが良さそうです。

15分足は上向きです。15分~4時間までの移動平均帯がほぼ横向きになっており、方向感はなさそうに見えます。

左の図は個人投資家のポジション動向です。ロングポジションの割合が0.2を切り、ほぼ底に達したように見えます。ポジション推移と比較しても、上値が重そうに見えており、下げやすい環境に見えます。

日足:上、1時間足:上、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

AUD > JPY > GBP > USD > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

現時点ではあまりはっきりした狙いはありません。ドルインデックスが上昇に転じるのであれば、EURUSDのショートが良さそうです。また個人投資家のポジション動向からはAUDUSDのショートが面白そうに見えます。

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