7/9相場分析(2021年)

相場分析

米ドルは昨日の欧州時間に売られましたね。NY時間以降、上昇再開の兆候も見せていますが、このまま上昇するのでしょうか?実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

昨日の欧州時間に下落しましたが、NY時間以降に少し持ち直しています。直近の安値を更新せずに上昇に転じたようなので、まだ上昇トレンドが継続するとみています。

EURUSD

日足は下向きです。昨日は大きめの陽線となりましたが、中間線も一定の角度で下降を続けており、下降トレンドが継続するようにみえます。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日の欧州時間に急上昇しましたが、1時間足の移動平均帯上限まで到達せずに再び下降を始めたように見えます。現在は4時間足、1時間足の中間線よりも下に位置しており、売りやすい状況だと思います。

15分足は上向きです。昨日の欧州時間の上昇で転換していますが、その後少しずつ下げており、このまま15分足の移動平均帯下限(1.182)を下抜けするようであれば、下降再開が明確になると思っています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.53付近に位置しています。昨日の欧州時間の米ドル売りでロングポジション比率が急激に下がっていることがグラフから読み取れます。じまだまだ上昇の余地がありますので、EURUSDはまだ下降できる状況だと考えています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。昨日は大きな陰線となり、中間線を一気に下抜けしてきました。短期的にはもう少し下げる可能性が出てきました。直近安値の109.3を下抜けするようであれば、さらに下降する可能性がありそうです。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日の下降で4時間足移動平均帯下限(赤線)を下抜けしています。現座は1時間足中間線の上で日足、4時間足の中間線の下にあるという状況ですので、どちらかに抜けるまではあまり方向感がでないと考えています。

15分足は下向きです。現在は1時間足中間線の上に位置しており、15分足の移動平均帯上限(水色)や4時間足中間線(赤二重線)の間に目立った水平線もなさそうなので、短期的には上昇かなと思っています。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きですが、中間線が下向きで推移しており、調整局面です。1.38の水平線も下抜けしており、1.367を試す展開になる可能性があるとみています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。短期的には上は1.38あたり、下は1.373あたりが目標かなと思います。(現在はちょうど中間あたりです)個人的には、少し戻ってくれたら打ってもいいかなと思っています。

15分足も下向きです。15分足の中間線が1時間足の中間線の下側にあり、間が徐々に広がりつつあるので、短期的には下がりそうに見えます。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

日足は下向きです。昨日の欧州時間帯の米ドル売りにもかかわらず、昨日は少し大きめの陰線になっており、豪ドルが弱い状況が見て取れます。長期的には下だと思っています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。かなり弱い状況が続いているように見えますので、長期保有が前提であれば戻りを待たずに売ってみるのもいいかもしれません。

15分足も下向きです。チャートはきれいに右肩下がりになっており、しばらく下降トレンドが続くと見ています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.73付近で推移しています。まだ少し上昇余地はあるように見えます。ただ、だいぶロングに偏っているようにも見えますので、一旦戻り目をつける可能性は考慮しておいた方が良さそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > USD > EUR > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

ポンド、豪ドルが弱く、円、米ドルが強い状況です。GBPUSD、AUDUSD、GBPJPY、AUDJPYのショート狙いがいいと思います。EURUSDはロングポジション比率的にも下げやすくなっていると思いますので、注目しています。

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