7/15相場分析(2021年)

相場分析

昨日は米ドルが売られましね。長期的にはドル買いの流れだと思っていますが、いつまでドル売りが続くのか気になるところです。

ドルインデックス(DXY)

上昇トレンド中の調整局面です。下は92.0まで落ちる可能性がありそうなので、ドル買い方向のポジションを持つ場合は浅めの損切にしておく方がいいかもしれません。

EURUSD

日足は下向きです。昨日は大きめの陽線となりましたが、まだ中間線まで間が空いていますので、基本的には下向きの流れが続くと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。現在、1時間足の移動平均帯上限付近に位置しており、ショートするにはリスクリワードがいい位置だと思います。

15分足は上向きです。きれいに上昇しているように見えますので、15分足の下限を下向けするのは少し厳しいかもしれません。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.50付近まで急落しました。ただロングポジション比率の減少に比べて、EURUSDの上昇幅が小さいように見えますので、比較的上値が重い状況かもしれません。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。昨日は米ドル売りで大きめの陰線となり、中間線を下抜けました。下は108.3、上は111.5あたりが目標になりそうです。リスクリワード的には上の方がいいですが、現状の流れは下の方が優勢に見えます。

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日大きく下げた後、東京時間に入ってからも下げ止まらず、下げ続けています。直近安値の109.5を下抜けすれば、さらに下落する可能性が高そうです。

15分足も下向きです。15分足の中間線を上回ることがほぼなく、順調に下落しており、109.5を試す展開になりそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.48付近まで上昇しています。上にも下にも動きやすそうな状況になっており、下降がさらに続く可能性があります。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きです。1.38の水平線と中間線に挟まれてだんだん値動きが小さくなってきているように見えます。抜けた方向に大きく動く可能性がありそうです。

4時間足は下向き、1時間足は上向きとチグハグな状況です。日足の中間線と1時間足の移動平均帯下限の間で推移しているように見えます。抜けた方向についていくのがいいと思います。

15分足は下向きです。短期的には売りの方が優位性がありそうですが、方向性がかみ合ってないのでレンジ戦略的な動きが合っていると思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.5付近を激しく上下しているように見えます。あまり方向感がない通貨ペアのようですので、レンジ戦略で細かくとるか、手を出さないのがいいと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

日足は下向きです。中間線もきれいに下降しており、基本は下目線でいいと思っています。米ドル売りが収まれば順調に下げると思っています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。1時間足の移動平均線は20pipsの間に密集しており、チャート的にも三角持合いの形になってきているように見えます。抜けた方向についていきたいです。

15分足は上向きです。現状、1時間足移動平均帯の上限に抑えられているように見えるので、短期的には売りがいいと思います。三角持合いを抜けるまでは細かく取っていくようにしたほうが安全かなと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.56付近で推移しています。あまり方向感がないチャートに見えますので、上下どちらかに抜けるのを待ってついていく戦略がいいと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > GBP > USD > EUR > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

リスクリワードを加味すると、EURUSDの売りが良さそうに見えます。ただし、損切は浅めに設定したいと思います。

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