7/5相場分析(2021年)

相場分析

米国の雇用統計は大きく動きましたね。ドル買いの利確なのか、一気にドル売りがやってきた感じでした。市場の中心が米ドルになっており、米ドルの動向を正しく把握したいところですね。

ドルインデックス(DXY)

金曜日の米国雇用統計の結果をきっかけにドル売りが来ましたね。直近の安値である91.5(水平線を少し調整しました)から考えるとだいたい半値戻しのところまで下がってきました。フィボナッチ的にお92.0あたりで下げ止まる可能性が高いかなと思っています。

EURUSD

日足は下向きに転換しています。金曜日は長い下ひげを伴った陽線になりました。上昇の勢いが強そうなのでもう少し戻すかもしれません。通貨ペアとしては中長期的には1.17を目指して下げると見ているので、売り増ししていくのがいいと思います。

4時間足、1時間足ともに下向きです。一旦4時間足の中間線(赤二重線)に阻まれているように見えますが、このままsげるのかは不透明だと思っています。欧州時間あたりまで様子を見て、直近の高値(1.1885)を更新しないようであれば売りで入りたいですね。

15分足は上向きに転じています。4時間足中間線で阻まれているように見えます。打診であればすぐにショートで入ってもいいかもしれません。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.62まで下がってきました。上昇余地がだいぶ出てきましたね。EURUSDが下げ始めてもおかしくない状況になったと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

日足は上向きです。結果的に3月末の高値(111.5)に阻まれて陰線になりました。中間線からまだ距離があるので、もう少し下げる可能性はあります。まずは110.9がサポート転換するのか見ていきましょう。

4時間足、1時間足は上向きです。金曜日は米国雇用統計をきっかけに大きく下げましたが、4時間足中間線(赤二重線)で支えられているようにも見えます。もう少し下げ余地はありそうですが、小ロットで打診買いしてもいいと思います。

15分足は下向きに転じています。急激に下落したため、15分足移動平均帯の幅がかなり大きくなっており、しばらくは踊り場になりそうな雰囲気です。本格的には欧州時間以降まで待った方がいいかなと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.27まで回復しました。下げる余地がだいぶ出てきましたので、USDJPYが上げる下地ができたかなと思います。ロングポジションの推移に比べて、価格の下落が緩やかなので、まだ上げやすい相場環境が続いていると捉えています。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きですが、調整局面が続いています。昨日は大きな陽線となり、1.379を上抜けしてきました。当面の状況としては、上は1.400まで、下は1.366までかなと思いますので、現在はちょうど中間あたりです。個人的には下げの方が優勢かなと見ています。

4時間足、1時間足ともに下向きです。4時間足中間線(赤二重線)を上抜けしているため、売るなら下抜けするか、1時間足の移動平均帯上限(1.387)まで待ちたいと思っています。

15分足は上向きに転じています。15分足の移動平均帯上限(水色)を上抜けし、勢い良く上昇しました。基本は売り目線ですが、下げ始めるのを待つか、もう少し戻るのを待った方が良さそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.52まで急激に下がってきました。GBPUSDの上昇幅はそこまでではないため、上昇しにくい状況が続いているのかなと見ています。ポジション比率的にはGBPUSDがいつ下降を再開してもおかしくない状況に見えます。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

AUDUSD

日足は上向きです。金曜日は大きな陽線となり、移動平均帯下限を上抜けしています。0.76を上抜けするようであれば再上昇が始まるかもしれません。

4時間足、1時間足ともに下向きです。4時間足の中間線を勢いよく上抜けしており、金曜日の上昇圧力はかなり強かったと感じています。1時間足の移動平均帯上限(黄色)が0.754あたりにありますが、ここで抑えられるのか注目しています。

15分足は上向きに転じています。1時間足の移動平均帯上限も上抜けるようであれば、さらに上昇が続くかもしれませんので、安易に逆張りで入らず、しっかり下げることを確認してからにしたいです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.55まで急落しています。上昇余地がだいぶ出てきましたね。ポジション比率としては、AUDUSDがいつ下げ始めてもおかしくない状況になったと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

USD > JPY > AUD > GBP > EUR

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

EURUSD、GBPUSDのショート、USDJPYのロングがいいと思います。AUDUSDは上昇の勢いが強かったのでちょっと怖いですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました