円高ドル高の流れが続いていますね。実際のチャートで確認していきましょう。
ドルインデックス(DXY)

直近高値である92.7を少しを更新しました。まだしばらくの間、ドル買いの流れが続くと捉えています。
EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.73付近で推移しています。まだ少し上昇余地はあるかもしれませんが、一旦戻り目をつける可能性は考慮しておいた方が良さそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
USDJPY

4時間足は上向き、1時間足は下向きとちぐはぐな状況です。現在、日足の中間線(ピンク二重線)を若干下抜けています。転換を狙うなら短期に逆張りでロングエントリーするのも面白そうですが、しっかり反発を確認してからエントリーした方が無難です。その際、損切は浅めに設定した方が良さそうです。

15分足は下向きです。急激に下げているため、すぐに逆張りで飛びつくのは危険だと思います。15分足レベルでもみ合って、日足中間線(110.35)を上抜けするあたりまで待ってからの方が安心感があると思います。
日足:上、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

4時間足、1時間足ともに下向きです。基本的には戻り売りを狙いたい通貨ペアだと考えています。昨日は4時間足中間線(赤二重線)に阻まれて下落しています。今からショートエントリーするなら1.382ぐらいまで引き付けた方がいいかもしれません。

15分足も下向きです。直近は1時間足の中間線(黄二重線)に沿って下がっているように見えます。新規でショートエントリーする場合は15分足の移動平均帯上限(水色)と4時間足中間線(赤二重線)が重なる1.382ぐらいまでの戻りと反発下落を確認してからのほうが安全だと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.61付近で推移しています。上昇余地はありそうですので。GBPUSDがこのまま下落する可能性もありそうです。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

4時間足、1時間足ともに下向きです。昨日の欧州時間に上昇しましたが、4時間足中間線および1時間足移動平均帯上限に阻まれて急落しました。下降の勢いが強いため、1時間足中間線ぐらいまでの戻りでショートエントリーしても良さそうに見えます。

15分足も下向きです。昨日の欧州時間帯の上昇は15分足の移動平均帯上限(水色)と4時間足中間線(赤二重線)、1時間足移動平均帯上限(黄色)が重なるところで反落しました。新規でショートエントリーする場合は、15分足移動平均帯上限(0.751)あたりまで待った方がいいと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.63付近で推移しています。上昇余地はありそうですので。AUDUSDがこのまま下落する可能性もありそうです。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > GBP > EUR > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
AUDUSD、EURUSD、GBPUSDの戻り売りを待ちたいです。現状は円が強いですが、長期的には円安の流れにあるためクロス円のショートは控えたいと思っています。
コメント