昨日は大きな指標もなく、全般的に値動きの少ない相場となりました。夏枯れ相場という感じでしょうか。今日は金曜日なのでこのままあまり値動きのない相場になりそうな雰囲気もあります。早速実際のチャートを見てきましょう。
ドルインデックス(DXY)

一昨日は急落したものの、中間線で刺させられており、昨日は少し上昇しました。中間線よりも上で推移しており、基本は上昇トレンド中との認識です。
EURUSD

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足中間線の下で推移しており下目線です。直近はもみ合っていますが、上昇の勢いは感じられない状況です。ただし、1.17のサポートが意識されていそうなので、1.18付近にある日足中間線あたりまで戻る可能性はありそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75付近で推移しています。ショートで入るためには、EURUSDがもう少し戻って、ロングポジションが減ってほしい状況です。今すぐにエントリーしたい雰囲気ではないかなと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
USDJPY

4時間足、1時間足はともに上向きです。4時間足中間線と4時間足移動平均帯上限の間でもみ合っている状況です。109.9~110.0あたりに日足の中間線、4時間足および1時間足の移動平均帯下限が密集しており、この辺りまで押し目をつければ買いたいと思っています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21付近で推移しています。基本的には上目線ですが、大きく動くにはポジション比率が偏りすぎていると考えています。0.3ぐらいまで回復してくれた方がロングで入りやすいと思っています。
日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下
GBPUSD

15分足は下向きです。こちらもすぐには売りにくい形状に見えますので、もう少し戻ってほしいと考えています。15分足の移動平均帯上限と4時間足中間線が重なっており、この辺りで上値が重くなりそうな雰囲気です。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.40付近まで上昇しています。ポジション状況だけを見るとまだまだロングが増えそうな雰囲気ですので、GBPUSDは下げそうな雰囲気です。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.52付近で推移しています。グラフを見るとロングポジションの増加量にくらべてAUDUSDの下落幅が大きく、AUDUSDは下げやすそうな相場環境に見えます。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
USD > AUD > JPY > GBP > EUR
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
夏枯れ相場の雰囲気もあり、また今日が金曜日ということであまり積極的にトレードしなくていいかもしれませんが、強いて言えば、AUDUSD、GBPUSDの戻り売りでしょうか。AUDUSDは0.735あたり、GBPUSDは1.385ぐらいまで待ちたい雰囲気です。
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