円高、ドル高の展開となりました。今日は英国のGDPが発表されますので、ポンド関連のトレードは注意しましょう。
ドルインデックス(DXY)

金曜日に急落しましたが、昨日は米ドルが少しずつ変われる展開となりました。中間線も少し上抜けしてきましたが、ダウ理論的には上向きとは言いづらい状況だと思います。人によって見方が分かれそうなチャートですので、米ドル関連通貨ペアのトレードはわかりにくいかもしれません。
EURUSD

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日に急上昇しましたが、1時間足移動平均帯上限に阻まれてずるずる下落しているように見えます。このまま安値を更新するかは不透明ですが、1.17を試す展開はありそうです。ただし、1.175付近に多少意識されそうな水平線があるように見え、1時間足移動平均帯下限がありますので、この辺りで反発上昇もありそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.53まで上昇しています。金曜日の米ドル売りによる急上昇の後、半値ほど戻した状況ですが、ロング/ショートの比率もほぼ半々となり、方向感が見えにくい状況だと思います。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上
USDJPY

4時間足、1時間足はともに下向きです。少しもみ合って1時間足の中間線が価格に追いついてきたところです。ここで下落を再開する可能性もありそうです。109.8付近に日足の中間線と4時間足中間線が重なるポイントがあるため、ここまで戻ったら売りのチャンスかなと思っています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.69まで上昇しています。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
GBPUSD

4時間足、1時間足はともに下向きです。1.388の前回の実体高値あたりで押さえられている格好です。1時間足移動平均帯上限が効いていそうなので、1.387で戻り売り、4時間足移動平均帯上限を上抜けたら損切が面白そうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.51まで上昇しています。ポジションはほぼ半々な状況ですので、あまり気にしなくてもいいかなと思います。
日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75まで上昇しています。チャート的には7月下旬に付けた0.729が視野に入っている状況ですので、もう少しは下げる状況が続きく可能性が高そうに見えます。
日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下
通貨強弱

1時間足の強弱は
JPY > USD > EUR > GBP > AUD
と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。
まとめ
GBPUSDのショートを狙いたいところですが、指標発表があるため、今日は見送った方がいいかもしれません。代わりにGBPJPY、AUDJPYの戻り売りがいいように思います。(GBPJPYは指標の影響が落ち着いてから)
コメント