8/17相場分析(2021年)

相場分析

円高、ドル高の展開となりました。今日は英国のGDPが発表されますので、ポンド関連のトレードは注意しましょう。

ドルインデックス(DXY)

金曜日に急落しましたが、昨日は米ドルが少しずつ変われる展開となりました。中間線も少し上抜けしてきましたが、ダウ理論的には上向きとは言いづらい状況だと思います。人によって見方が分かれそうなチャートですので、米ドル関連通貨ペアのトレードはわかりにくいかもしれません。

EURUSD

日足は下向きです。昨日は陰線となり、中間線に到達することなく少し下げています。再び1.17を試す展開もありそうな雰囲気です。

4時間足、1時間足はともに下向きです。金曜日に急上昇しましたが、1時間足移動平均帯上限に阻まれてずるずる下落しているように見えます。このまま安値を更新するかは不透明ですが、1.17を試す展開はありそうです。ただし、1.175付近に多少意識されそうな水平線があるように見え、1時間足移動平均帯下限がありますので、この辺りで反発上昇もありそうです。

15分足は上向きです。現状、15分足の移動平均帯下限(=250期間ウ移動平均線)に到達しており、下抜けしてしまう可能性もありそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.53まで上昇しています。金曜日の米ドル売りによる急上昇の後、半値ほど戻した状況ですが、ロング/ショートの比率もほぼ半々となり、方向感が見えにくい状況だと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

USDJPY

日足は上向きですが、中間線の下で推移しており、方向感が読みにくい状況です。ドル高、円高の状況なので方向感が出にくいのかもしれません。今日の米国の指標が悪ければ、一気に円高ドル安に傾きかもしれません。

4時間足、1時間足はともに下向きです。少しもみ合って1時間足の中間線が価格に追いついてきたところです。ここで下落を再開する可能性もありそうです。109.8付近に日足の中間線と4時間足中間線が重なるポイントがあるため、ここまで戻ったら売りのチャンスかなと思っています。

15分足は下向きです。109.7に15分足の移動平均帯上限(=250期間移動平均線)があります。109.8に4時間足中間線もあるため、ここも売りやすいポイントだと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.69まで上昇しています。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きですが、中間線をまたいで推移しており、方向感が読みづらい状況です。本日は夕方に英国のGDP、夜の米国の経済指標が発表されるため、この時間帯は乱高下する可能性がありそうです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1.388の前回の実体高値あたりで押さえられている格好です。1時間足移動平均帯上限が効いていそうなので、1.387で戻り売り、4時間足移動平均帯上限を上抜けたら損切が面白そうです。

15分足は下向きです。チャート的には売りがいいと思いますが、指標発表が終わるまでは手を出しづらいかなと思います。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.51まで上昇しています。ポジションはほぼ半々な状況ですので、あまり気にしなくてもいいかなと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

日足は下向きです。豪ドルが弱い状況が続いており、直近安値を試す展開も見えてきました。中間線よりも下向きで推移しており、基本は下目線継続でいいと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1時間レベルの直近安値である0.731を下抜けしていますので、さらに下げそうな雰囲気です。

15分足も下向きです。1時間足中間線で上値を押さえられているようにも見えます。1時間足中間線あたりまで戻れば短期的に売ってもいいかなと考えています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75まで上昇しています。チャート的には7月下旬に付けた0.729が視野に入っている状況ですので、もう少しは下げる状況が続きく可能性が高そうに見えます。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > USD > EUR > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

GBPUSDのショートを狙いたいところですが、指標発表があるため、今日は見送った方がいいかもしれません。代わりにGBPJPY、AUDJPYの戻り売りがいいように思います。(GBPJPYは指標の影響が落ち着いてから)

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