8/20相場分析(2021年)

相場分析

昨日も米ドル、円が買われる展開となり他の主要通貨が安くなる展開でした。特にポンドが強く売られたようです。実際のチャートを見ていきましょう。

ドルインデックス(DXY)

今週は月曜日から昨日まで米ドルが強い流れが継続しました。今日は金曜日ですので、週またぎを嫌った利確の動きがあるかもしれません。

EURUSD

日足は下向きです。昨日の陰線で前回安値を下抜けしており、まだ下目線継続でいいと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きです。1.17付近で戻り売りで構えたいですが、金曜日ということもあり、利確の動きでの急上昇の懸念があります。戻り売りで入る場合は、ちゃんと反発下落することを確認してから入るようにした方が安全です。

15分足も下向きです。1時間足中間線の傾きがだいぶ緩やかになってきました。直近はもみ合いが続いていることがわかります。直近高値の1.17が戻り売りの目安だと考えており、15分足移動平均帯上限もそのあたりにありますが、しっかり反発下落を確認してからエントリーするようにしたいです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.75付近で推移しています。EURUSDはまだ下目線継続で問題ないと考えています。ただし、今週は一方的な相場になりましたので、金曜日ということもあって利確の動きが入る可能性はありそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

日足は上向きですが、中間線付近で推移しており、方向感はあまりありません。米ドル高、円高の状況ですので方向感が出にくい状況だとおもいますので、あえてこの通貨ペアをトレードしなくてもいいかなと考えています。

4時間足、1時間足はともに下向きですが、どちらの移動平均帯もほぼ横向きになっており、方向感がない状況が続いているように見えます。

15分足は下向きです。移動平均線が密集していたところを下に抜け、一旦戻したものの中間線に阻まれているようにも見えます。1時間足移動平均帯下限を下抜けするようであれば、もう一段下がる可能性がありそうです。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.41付近で推移しており、上下どちらにも動きそうな状況です。ポジション比率から見ても、あまり方向感がない状況に見えます。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

日足は上向きですが、昨日の陰線で移動平均帯下限に到達しています。注目のポイントに到達したと考えています。ここで支えられる可能性もありますが、下抜けして三尊が成立し、トレンド転換するというシナリオも考えられます。反発上昇するならロング、下抜けするならショートかなと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 画像下部に日足の移動平均帯下限が見えます。金曜日ということで利確の動きも入る可能性もあり、急上昇する可能性も高いかなと考えています。リスクリワード的にも短期逆張り、長期に順張りでロングを狙いたいところです。

15分足は下向きです。一方的な下落が続いていましたが、少しもみ合っているようにも見えます。今日は金曜日ということもあって個人的には反発上昇を狙いますが、戻り売りの方が安心感があると考えています。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.89まで上昇しており、かなり偏った状況です。今週は一方的な相場でしたので、利益確定の動きが入る可能性も考慮しておきましょう。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

日足は下向きです。中間線の傾きと比較して、今週はかなり強く下落したことがわかります。金曜日ということもあり、利確の動きには警戒が必要です。

4時間足、1時間足はともに下向きです。 利確の上昇に警戒しつつ、戻り売りを狙うのがいいと思います。今日は急反発する可能性もありそうですので、4時間足中間線(0.724)あたりまでの戻りをまったほうが安全かなと考えています。

15分足も下向きです。長期間、一方的に下落しており、1時間足中間線を終値で超えることなく推移しています。金曜日ということもあり、利確の動きに注意してトレードしましょう。

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.93まで上昇しています。AUDUSDについても、月曜日から木曜日まで一方的な展開となりましたので、本日の欧州時間以降に利益確定の動きが入る可能性がありそうです。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

JPY > USD > EUR > GBP > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

通貨強弱的にはドル円を除くドルストレートの戻り売りがいいと思いますが、今日はあえてGBPUSDのロングを狙います。日足の移動平均帯下限に到達しており、前回の実体安値あたりで推移しています。金曜日ということで今週の一方的な相場の利確も入りそうです。反発上昇してもいいタイミングだと思います。上昇の動きが出れば乗っていきたいです。

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