5/3 相場分析(2022年)

相場分析

 昨日は米ドルが少し買われましたね。月末フローが終わったから米ドル買いが再開したのでしょうか?VIXは32付近で推移しています。豪ドルは政策金利が予想より良かったことで買われているようです。実際のチャートで確認していきましょう。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。月末フローで少し米ドルが売られましたが、5月に入って米ドルが買われていますね。中間線より上にいる間は米ドル買いの方向にポジションを取るのがいいでしょう。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.80付近で推移しています。EURUSDは安値圏での揉み合いが続いていますが、5月に入って下落再開しそうな情勢に見えます。

日足は下向きです。中間線から乖離した状況が続いています。現在は安値圏でもみ合っており、スイングはロングもショートもしづらい状況。しばらくスイングはお休みです。

4時間足、1時間足はともに下向きです。直近は1時間足中間線を跨いで推移しており、4時間足中間線に上値を押さえられている状況です。1.055あたりまでの戻りでショートを狙うのが面白いと思います。

15分足も下向きです。高値切り下げラインが効いてるように見えますね。短期なら1.052あたりで戻り売りを狙うのもいいと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.24付近で推移しています。USDJPYは小さな三角持合いのような形になっていますね。米ドルが強い状況ですので、やや買い優勢かなと思っています。

日足は上向きです。高値圏でもみ合っていますね。押し目を待っていても押し目は来ないですね。スイングは出番なしかもしれません。

4時間足、1時間足はともに上向きです。直近の三角持合いの先端付近まで来ていますが、決着がついたかどうかは微妙なところです。4時間足中間線が下に控えているため、買い優勢に見えますが、ここからすぐに上昇するかは微妙なところですね。

15分足は下向きです。ドル円にしてはめずらいしく、15分足チャートが上下に忙しいですね。直近は値幅も落ち着いており、力を溜めているようにも見えます。大きく動いたらついていくのがいいと思います。

日足:上、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.83付近で推移しています。GBPUSDも直近は小さな三角持合いのようになっています。上位足の流れを見ると売り優勢かなと思います。

日足は下向きです。中間線からかなり乖離していますね。現在は安値圏での揉み合いが続いています。強めに反発する恐れもあり、スイングではロングもショートもしづらい状況だと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きです。4時間足中間線に上値を押さえられているように見えます。小さな三角持合いになってるようにも見えるので、上で売るか、下抜けで売るかといったところですかね。

15分足も下向きです。15分足チャートで見ると、上限が4時間足中間線から15分足移動平均帯上限に変わったように見えます。上昇する力がなくなってきているように見えるので、売り優勢だと思います。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.86付近で推移しています。豪ドルは政策金利の影響か買われており、米ドルも豪ドルも強い状況。トレンドは出にくい通貨ペアかもしれません。

日足は下向きです。今日は現時点で強めに反発していますが、中間線からは乖離した状況。戻りが収まったら売りたい状況だと思います。

4時間足、1時間足はともに下向きですが、今朝の政策金利のサプライズで豪ドルが買われている状況です。4時間足中間線を上抜けており、次は0.716あたりが上昇のターゲットかなと思っています。

15分足は上向きです。今朝の政策金利で強く上昇し、上値を押さえていた1時間足中間線を上抜けています。その勢いで4時間足中間線を上抜けており、短期的には上昇しやすいと考えています。

日足:下、4時間足:下、1時間足:下、15分足:上

通貨強弱

1時間足の強弱は

 USD > JPY > AUD > EUR > GBP

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 EURUSD、GBPUSDの戻り売りを狙います。EURUSDは1.052~1.055あたりが売りの目安と考えています。GBPUSDは1.254~1.256あたりを目安にプライスアクションを見て売っていきたいです。

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