1/17 相場分析(2022年)

相場分析

 金曜日は週末ポジションクローズのせいか、米ドルの買戻しが入りました。週明けはドル買いが続くのか不透明な状況です。再度米ドル売りに転じる可能性も高いと思います。

ドルインデックス(DXY)

 ドルインデックス4時間足チャートです。金曜日のドル買いで中間線まで戻ってきました。全体としてはすでに下落トレンドに転じており、中間線で上値を押さえられて再度下落しやすいと見ています。

EURUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.59付近まで急上昇しています。ただし、EURUSD自体はそれほど下落しておらず、上昇の方が強そうな府に気です。

 日足は下向きです。現在は調整局面中で、中間線より上で推移しています。金曜日は陰線になりましたが、まだ調整局面が終わったとは判断できない状況です。スイングショートは下位足の転換を待ってからエントリーしたいです。

  4時間足、1時間足、ともに上向きです。金曜日は下落しましたが、ちょうど4時間足中間線と日足中間線が重なるあたりで支えられたようにも見えます。さらに下位足で上昇を確認できたらデイトレレベルではロングしてもいいかなと思っています。

 15分足は下向きです。金曜日の下落で15分足移動平均帯下限を割り込み、下向きに転じています。現在は4時間足中間線に支えられているようにも見えます。15分足と1時間足の中間線を上抜けて、支えられるようなら15分足の移動平均帯上限まではロングしてもいいかなと思っています。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

USDJPY

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.51付近で推移しています。1時間足レベルで見ると下落トレンド継続中と見ています。上昇への転換がいつ頃になるかはわかりませんが、デイトレレベルだとこの下落のトレンドに逆らわずにトレードすべきかなと思います。

  日足は上向きです。中間線を割り込んでおり、調整局面中です。金曜日は大きく下げたものの、ポジション調整か米ドル買いが発生したため、長い下ひげを伴った陽線となりました。このピンバーを見ると上昇が再開する可能性もありそうに見えますが、安易なロングはやめておいた方が無難でしょう。

  4時間足、1時間足、ともに下向きです。金曜日のクローズ前に調整の上昇が見えますが、114.5-114.6付近で4時間足と日足の中間線が重なっており、この辺りは売り圧が強くなりそうな雰囲気です。デイトレレベルではこの辺りで戻り売りを狙うのがいいかなと思っています。

  15分足は下向きです。過去にレジスタンスになった114.2の水平線あたりまで戻ってきました。15分足移動平均帯上限もすぐ上にあるため、この辺りでショートするのもいいかもしれません。ここでショートするなら114.6ぐらいまでは売り上がるぐらいの気持ちでロットを調整した方がいいと思います。

日足:上、4時間足:下、1時間足:下、15分足:下

GBPUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.21まで上昇していますが、GBPUSDのチャートを見ると押し安値をブレイクしておらず、まだ上昇トレンド中と考えるトレーダーが多そうです。

  日足は下向きです。木曜日に日足の高値切り下げラインを上抜けたものの、250SMA付近で押さえられ、反落してきたようにも見えます。日足の中間線のある1.355を割り込むようなら、スイングショートしてもいいかなと思います。

 4時間足、1時間足、ともに上向きです。日足の移動平均帯上限付近で右下がりのダブルトップを形成し、そのまま下落してきました。現状は4時間足中間線に支えられているようにも見えます。これで高値を更新できないようなら下落に転じるかもしれません。

  15分足は下向きです。4時間足中間線に支えられたものの、15分足と1時間足の中間線に上値を押さえられているようにも見えます。少しもみ合うかもしれませんね。新規で売るなら15分足移動平均帯上限がある1.371あたりを考えています。

日足:下、4時間足:上、1時間足:上、15分足:下

AUDUSD

個人投資家のポジション推移をみると、ロングポジション比率は0.57まで急上昇していますが、1時間足、4時間足レベルではまだ下降トレンドに転換したとは言えない状況です。デイトレはまだ上目線がいいかなと思っています。

  日足は下向きですが、現在は安値の切り上げが発生しており、調整局面です。0.731の水平線付近でダブルトップを形成し、安値切り上げラインを割り込むようであれば、スイングでショートを狙うのもいいかなと思います。もうしばらく様子見ですね。

 4時間足は上向き、1時間足は下向きとチグハグな状況です。金曜日の下落で1時間足移動平均帯下限を割り込みました。4時間足移動平均帯下限は0.718付近にあり、付近に1時間足レベルの安値切り上げラインと0.717の水平線があります。この辺りを割り込むならもっと下げるかもしれません。

  15分足は下向きです。金曜日は勢いよく下落しましたが、15分足中間線まで戻ってきています。0.723~0.724にかけて1時間足と4時間足の中間線があり、この辺りで売り圧力がかかりそうです。短期の戻り売りを狙うならこの辺りがいいかもしれません。

日足:下、4時間足:上、1時間足:下、15分足:下

通貨強弱

1時間足の強弱は

 JPY > GBP > EUR > USD > AUD

と見ています。そのほかの時間帯は次の図の通りです。

まとめ

 ドルストレートはわかりにくい状況です。ドルが再度売られそうな雰囲気もありますし、今日は米国が休場で動きが読みづらいかもしれません。円はもう少し買われる可能性が高いと思っているので、AUDJPY、EURJPY、GBPJPYのショートが狙い目かもしれません。

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